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100万円台の3輪EV、4月納車へ! 米Sondors、最終テストを実施中

2019年02月07日 06:31  Techable

Techable

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今や車の開発はほぼ電気自動車(EV)へと傾いているが、そうした中で異色の存在、Sondors(ソンダース)は以前Techbleでも紹介した。

今回はその続報。同社は現在、カリフォルニアで走行テストを繰り返しているが、納車は今年4月になる見込みのようだ。・航続距離は最大320キロ米国のEVスタートアップSondorsが手がける「Model SONDORS」は前2輪、後ろ1輪の電動3輪カー。主なスペックをおさらいしておくと、バッテリーは3つのオプションが用意され、最大量のものであれば航続距離は約320キロ。最高出力は170馬力で、5~8秒で時速96キロに到達する。

これだけの性能を持ちながら基本モデル1万ドル(約110万円)で予約の受け付けを開始したときは、やや懐疑的な目を向けられた。というのも主なEVは数万ドルするのが主流であり、しかも3輪EVはかなり珍しいからだ。・安定した走りしかし実際にSondorsは現在テストドライブを重ねていて、そうした様子はSNSなどで公開されている。

フェラーリやランボルギーニのデザインにも関わったイタリアのデザイナーが手がけているだけあって、シャープで隙のない外観はいかにも“走りそうな車”という印象。公開されたビデオを見る限り、カーブなどでも安定した走りだ。

やや奇抜なデザインというところに注意がいきがちだが、実際は3輪というスマートデザインのために車両が軽いなどのメリットもある。4月に納車が始まって走行する様子が広く目にされるようになれば再び話題となりそうだ。

Sondors