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20年間洗髪せず 183cmの髪を持つリアル・ラプンツェルの女性(英)<動画あり>

2019年02月06日 21:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

183cmの髪を持つイギリス人アーティストのフランキーさん(画像は『Francesca Cluney 2018年8月12日付Instagram「#floorlengthhair #waveyhair #morninghair #berlin #whitenightdress」』のスクリーンショット)
これまでにも驚くべき髪の長さを持つ「リアル・ラプンツェル」の女性をお伝えしてきたが、このほどイギリスから180cm以上の髪の長さを持つ女性アーティストのニュースが『Oddity Central』などで伝えられた。

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ブライトン在住のフランキー・クルニーさん(32歳)は、幼い頃におとぎ話の本に出てくる長い髪を垂らした神話の女神や、母親ゼンさんが持っていた美しい美術書の中にあったラファエル前派のロングヘアの女性のイメージに強く惹かれた。本の中の女性たちが持つ美しく長い髪はまるで逃避と空想の世界そのものであり、ロングヘアに恋に落ちたフランキーさんは、自分も髪を長く伸ばしたマーメイドになりたいと思うようになった。

やがて6歳頃から伸ばし始めた髪は、13歳になる頃には既に腰に届くまでになった。しかし長くなればなるほど、洗髪にも時間がかかる。髪の量や重さからしても、シャンプーやコンディショナーを完璧に髪から洗い落としたり、髪を乾かしたりするのに相当な手間暇を必要とし、フランキーさんは洗髪が大嫌いになった。そんな時、母の友人からの「じゃ、洗うのを止めたら?」という一言がきっかけでフランキーさんは洗髪を止め、18歳以降はトリミングもしていないという。この20年間、髪を洗わずに過ごしているフランキーさんは、183cmにまで伸びたロングヘアを常に自然なままの状態で保っており、手入れも最小限だと話す。

「洗髪を止めて最初の数か月間は、髪が脂っぽくなったり頭皮が痒くなったりしました。でも、やがてそれもおさまりました。この20年間、櫛で梳かす以外の手入れはしていないんです。周りは、これだけ長い髪だとケアが大変で時間もかかると思うようですが、ケアのための製品は何も使っていません。櫛で梳くのも毎日ではなく2、3日に1回程度です。」

今では、フランキーさんの長い髪は毛先が地面についており、おろしたままだと髪がもつれやすくなるため、30分~1時間ほどかけてお団子にまとめたり、三つ編みにしたりしている。お団子ヘアにまとめるアクセサリーには、編み物用の丈夫で大きなかぎ針を使っているという。

「髪をまとめたり編んだりすることは苦にはなりません。むしろその時間を瞑想に使っています。洗髪しないと髪が匂いを吸収するので、その匂いを嗅いでどこで誰といたかなど思い出すこともできるんですよ。」


時には髪をほぐすのに6時間もかかったり、自分の髪を踏んでしまうこともあるというフランキーさん。母ゼンさんはそんな娘の姿を見てこのように語る。

「私が子供の頃は髪を伸ばすことを許してもらえなかった。だから自分の子供たちには、髪を好きなようにさせてやりたいと決めていたのよ。娘は幼い頃、私に髪を触られるのが好きだったし、私もよく娘の髪を梳いたり編んだりしたものよ。娘の髪を触ることで、母子の絆がよりいっそう育めるし。」

アーティストのフランキーさんは現在、人体デッサンモデルの仕事もしている。しなやかに揺れ動くフランキーさんのロングヘアは、もはやアートの一部といっても過言ではないだろう。このニュースを知った人からは「わぁ、すごい」「現実的には見えない。本人がいうようにファンタジーの世界だな」「これだけ長かったら肩こりそう」「私だったら便器の中に入らないようにしなきゃとビクビクしちゃう」「洗わない髪のいろんな匂いって、嫌だな」「20年間洗ってないって…考えただけで臭そう」「床についているから床の汚れを髪で拭いているようなもんだね」「せめてトリミングはした方がいいんじゃない?」「やっぱり不衛生にしか思えない」といった声があがっている。



画像は『Francesca Cluney 2018年8月12日付Instagram「#floorlengthhair #waveyhair #morninghair #berlin #whitenightdress」、2018年5月29日付Instagram「#bunting #party #humanbunting #partyallthetime」、2018年12月9日付Instagram「@theregencytownhouse with @life_drawing_by_debbie_hinks!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)