トップへ

アップルの小売り部門を手掛けるアンジェラ・アーレンツが4月に退職へ、前職はバーバリーのCEO

2019年02月06日 11:52  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

ディアドラ・オブライエン氏 Image by: Apple
アップル(Apple)が、小売りおよびオンラインストアのシニアバイスプレジデントを務めるアンジェラ・アーレンツ(Angela Ahrendts)氏が退職すると発表した。退職時期は4月を予定。後任には、人事担当バイスプレジデントのディアドラ・オブライエン(Deirdre O'Brien)氏が就き、現職と兼任する。

 アーレンツ氏は「バーバリー(BURBERRY)」でCEOを務めた後に退職し、2014年5月にアップルに入社。アップルの退職理由は一身上の都合としており、「この5年間は、私にとって最も刺激的で挑戦的な時間でした。今後ディアドレがリーダーシップを発揮し、素晴らしいチームを率いていくのを楽しみにしています」とコメント。CEOのティム・クック(Tim Cook)氏はアーレンツ氏について、「彼女はアップルの店舗とコミュニティーにおいて、変革をもたらしてくれました。私たちは彼女の人生の新章が素晴らしいものになることを祈っています」と讃えた。
 オブライエン氏は新しいポストについて、「才能と想像力に溢れたチームと協力して小売り部門を手掛けていけるともに、従業員たちをサポートするための重要な仕事を続けられることを楽しみにしています」とコメント。4月から、世界中で展開されている35のオンラインストアと506の店舗を率いる。