マックス・フェルスタッペンは、レッドブル・レーシングの2019年型マシンRB15にポジティブな印象を示している。まだ実際に走行したわけではないが、チームのシミュレーターで走ったということだ。
今週母国オランダのアムステルダムで個人スポンサーであるG-Starのイベントに出席した際、2019年の見通しについて聞かれたフェルスタッペンは、シミュレーターで試した限りではポジティブな印象を受けたと答えた。
「新車はまだシミュレーターで試しただけだが、僕はポジティブに感じた」とフェルスタッペンがコメントしたとオランダのFormule 1が伝えた。
「でも他のチームの状況が分からないから、待つしかない。実際にマシンに乗り込んだら興奮するだろうね。乗ってみるまでは予想はできないよ」
■「ホンダはメルセデスやフェラーリに追いつくため全力を尽くしている」とフェルスタッペン
レッドブルは2019年からパワーユニット(PU/エンジン)をルノーからホンダに変更する。フェルスタッペンは新たなスタートに向けて全員のモチベーションが高まっていると語った。
「今、チームはポジティブなエネルギーに満ちている。勝ちたいという意欲を、チームとエンジンサプライヤーの両方が持ち合わせているんだ」
「ホンダとともに新しいスタートを切る。全員がやる気にあふれていて、新しいシーズンを楽しみにしている」
フェルスタッペンは、ホンダが強豪メルセデスやフェラーリに追いつくには多少時間がかかると認めながらも、タイトル獲得という究極の目標に向かって着実に進歩していきたいと考えている。
「パワーの面で、すぐにフェラーリとメルセデスと戦えるようになるとは思っていない。でもホンダは早くそれが可能になるよう全力を尽くしている」
「可能な限り優勝を狙っていく。できるだけたくさん勝利を挙げたいと考えているんだ。それができればいずれタイトルも狙えるようになる。今の段階で予想するのは難しいけれど、ポジティブなシーズンになることを期待している」
レッドブルはニューマシンRB15を2月13日に正式に披露する。