レッドブル・レーシングのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、チームのドライバーのうち、どちらのドライバーを気に入っているのかを世間に隠そうとはしないようだ。
セバスチャン・ベッテルとマーク・ウェーバーがコンビを組んでいた時代(2009~2013年)、マルコはほとんどの時間をベッテル側のガレージで過ごしていた。
そして2016年以降では、彼の姿はダニエル・リカルドよりもマックス・フェルスタッペンのガレージで頻繁に見られた。
したがって、マルコが「2018年シーズンの後半には、フェルスタッペンがリカルドよりも優れたドライバーに成長した」と発言したことは、驚くことではない。
しかしながら彼はリカルドについて、フェルスタッペンが向上するようやる気を起こさせたり、コース外で彼とふたりで仕事をしたりすることにおいては貴重なチームのメンバーだったと語っている。
2019年シーズンは、新たにチームに加入したピエール・ガスリーと比べて、マルコがどれだけの時間をフェルスタッペンの側のガレージで過ごすことになるのだろうか。