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アロンソ、2019年のF1ではクビカとルクレールに注目。自身の将来については「何の計画もない」と明言を避ける

2019年02月05日 16:01  AUTOSPORT web

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アロンソはクビカとルクレールに注目しているという
フェルナンド・アロンソは2019年のF1を離れたところから見ることになるが、それでも動向については細かく追いかけ続けるつもりのようだ。

 彼の興味は何よりもマクラーレンの戦いと、カルロス・サインツJr.とランド・ノリスによるチームの新たなドライバーラインアップに向けられている。だが他にも、特にふたりのドライバーのパフォーマンスに注目しているという。

「ロバート・クビカの戦いを追いかけるつもりだ」とアロンソはイタリアのCorriere della Sera紙の取材に対して語った。

「彼は驚くべき物語を紡いできた。ほんの数カ月前まで、ロバートには何の可能性も残されていないように見えたんだ。今の彼には失うものがない。今後の彼の動向は見逃せないよ」

 また2度のF1世界チャンピオンであるアロンソは、多くの人々同様に、ひとりの若い挑戦者がこれからグリッドに出て経験するであろう興味深い戦いからも目を離せないと考えている。

「それからフェラーリの(シャルル・)ルクレールだ。彼には若さと知性、そして才能がある」と語ったアロンソは、フェラーリの新入りドライバーにいくつかの助言を贈った。

「彼は自分の能力と気質を活用し、チームに貢献するためにポイントを稼ぐことを学ぶべきだ。そしてF1世界選手権の行方は7月から9月までの間に決まることを知っておくことだね」

 アロンソはまた、最近フェラーリの新チーム代表に任命されたマッティア・ビノットについても肯定的な感想を述べた。

「良い人事だと思う」とアロンソは言い、以下のように続けた。

「マッティアは技術部門のマネジメントを担当して、自分に指導者としてのスキルがあることを証明した。フェラーリをさらに強いチームにするために、彼はこれから全精力を傾けることだろう」

 最後に自身の今後について、さらに2020年にF1に復帰する可能性について問われたアロンソは、柔軟な姿勢で臨むとしてきたこれまでの発言を繰り返した。

「僕は常に『アスタ・ルエゴ』、また今度ね、と言ってきた」とアロンソ。

「今の僕の前には挑戦すべき新たな目標と、そこで勝利するための適正なツールがある。F1では手にしていなかったものだ」

「2020年については何の計画も持っていない。もちろん、3度目のタイトル制覇が実現するのだとしたら、大きな喜びになるだろうね」