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木竜麻生×東出昌大『菊とギロチン』4月ソフト化 特典に瀬々敬久監督書き下ろし短編小説も

2019年02月05日 10:01  リアルサウンド

リアルサウンド

 瀬々敬久監督作『菊とギロチン』のBlu-ray&DVDが、4月26日に発売されることが決定した。


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 本作は、瀬々監督が「女相撲」「ギロチン社」をテーマに、構想30年を費やし完成させた青春群像劇。関東大震災直後の大正末期を舞台に、かつて実際に日本全国で興行されていた「女相撲」の一座と、実在したアナキスト・グループ「ギロチン社」の青年たちが出会い、それぞれの闘いに挑んでいく模様を描く。


 ヒロインの新人力士・花菊役を演じたのは、約300名の応募者の中から選ばれ、本作が映画初主演となった木竜麻生。「ギロチン社」のリーダーで、実在した詩人の中濱鐵を東出昌大が演じるほか、寛一郎、韓英恵、渋川清彦、山中崇、井浦新らがキャストに名を連ねた。


 瀬々監督と共に脚本を手がけたのは、『バンコクナイツ』などで知られる映像制作集団「空族」の相澤虎之助。そして黒澤明の『羅生門』や溝口健二作品を手がけてきた、91歳の馬場正男が美術監修を務めている。


 Blu-ray&DVDの特典映像には、メイキングや初日舞台挨拶などのボーナス映像が収録される。さらに、瀬々監督による新規書き下ろし短編小説を掲載したブックレットや、特製アウターケース、ステッカーなども付属される予定だ。(リアルサウンド編集部)