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ファーウェイ、AI撮影やしずく型ノッチ採用の「HUAWEI nova lite 3」を発売

2019年02月05日 09:21  リアルサウンド

リアルサウンド

 ファーウェイ・ジャパンは2月1日、「nova」シリーズの最新モデル『HUAWEI nova lite 3』を発売した。


(参考:2018年のモバイル業界の流れから読み解く2019年、スマートフォンのトレンドとは?


 『HUAWEI nova lite 3』は市場想定価格が26,800円となっている。取り扱いはIIJmio / エキサイトモバイル / DMMモバイル / goo Simseller / 楽天モバイル / LINEモバイルなど多くのMVNO向けに展開。OCNモバイル ONEではセットで本体価格が8,800円になるなど大幅な割引に踏み切っているところもある。


 『HUAWEI nova lite 3』は手頃な価格で動画やゲームなどのエンターテインメントを楽しみたいユーザーをターゲットにしているという。海外モデルの『HUAWEI P smart 2019』がベースとなっており、国内においては『HUAWEI nova lite 2』の後継モデルにあたる。ファーウェイ・ジャパンの主力製品は低価格でコストパフォーマンスに優れた「lite」シリーズだ。『HUAWEI P10 lite』や『HUAWEI P20 lite』、『HUAWEI nova lite 2』が2018年最も多く売れたSIMフリー製品に含まれている。2019年初のスマートフォンとして満を持して登場したのが『HUAWEI nova lite 3』ということになる。


 『HUAWEI nova lite 3』はしずく型ノッチを採用することで全画面ディスプレイを実現した。ディスプレイサイズは6.21インチ(2,340×1,080ドット)で、インカメラは1600万画素、メインカメラは1300万画素と200万画素のデュアルカメラ構成となる。安価な端末ながら、AI撮影機能やポートレート撮影機能を備えている。インターフェースはmicro USBで主流のType-Cは採用していない一方でオーディオジャックは搭載している。


 SoCはHUAWEI Kirin 710を搭載。省電力性にも優れており、パフォーマンス的にもミドルレンジモデル帯のなかでも上位モデルに位置づけされる。バッテリー容量は3400mAh。背面には指紋センサを備えるほか、顔認証も搭載した。


 『HUAWEI nova lite 3』は価格を抑えながらもフラグシップモデルで先行的に搭載されたAI撮影機能や被写体をスキャンしてカロリーや類似商品を検索する「AI Vision」などが利用できるようになっている。他にもゲームを快適にプレイするための「GPU Turbo」モードも利用可能だ。「GPU Turbo」は国内では「伝説対決 -Arena of Valor-」「Vainglory 5V5」「モバイル・レジェンド:Bang Bang」「PUBG MOBILE」「Rules of Survival」の5つで利用可能となる。


 ネットワーク周りでは、FDD-LTEが1/2/3/8/17/18/19、TD-LTEが41に対応。キャリアアグリゲーションに対応するほか、au VoLTEをサポート(2月1日より順次配信のアップデートで対応済み)。DSDVにも対応するが、microSDカードとの排他利用となる。AndroidバージョンはAndroid 9.0 Pie(EMUI 9.0)でBluetooth 4.2、Wi-Fiは2.4GHzのb/g/nで5GHzのacの利用はできない。


(佐々木翼)