トップへ

ファミリーカーもEVに! メルセデス、電気タイプのMPVコンセプトを来月発表へ

2019年02月04日 19:01  Techable

Techable

写真
車メーカーがガソリン・ディーゼル車から電気自動車(EV)へと大きく舵を切る中で、近年さまざまなタイプのEVが開発・発売されている。当初はセダンが多かったが、最近はSUVやスポーツカーなどもちらほら出てきている。

そして次はMPVかもしれない。メルセデス・ベンツはこのほど、電気MPVのコンセプトを3月に開かれるジュネーブ・モーターショーで発表する計画を明らかにした。・2022年までに発売一般に、コンセプトは今後の方向性や技術を示すために発表するもので、必ずしも商品化されるというわけではない。ただ、ジュネーブ・モーターショーに出展されるコンセプトはかなり生産バージョンに近いものが多いとされる。

実際、今回のメルセデスの電気MPVも具体的な生産計画を持ったもので、2022年までに発売する見込みだ。・ファミリー層狙い電気MPVの外観はさほどひねりはなく、いかにもボックス、というデザイン。機能や仕様、航続距離などの性能は明らかにされておらず、ジュネーブで詳細が明らかになることが期待される。

おそらく今回のMPV計画のメッセージは、あらゆるデザイン、用途のEVをメルセデスが展開する、というものだろう。同社は2022年までに10車種以上のEVを展開する計画で、MPVではファミリー層などを引きつけるねらいだ。

確かに、車買い替え時に「EVにしたいけど、ほしいデザインのものがない」ということは現段階であるだろう。種類が展開されればEVを選択する人は増えてくるはずだ。

Daimler