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グッチ新キャンペーンは「巴里のアメリカ人」や「雨に唄えば」などに着想した華やかな世界観を表現

2019年02月04日 15:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

2019年春夏コレクションキャンペーンより Image by: グッチ
アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)が手掛ける「グッチ(GUCCI)」が、2019年春夏コレクションのキャンペーンを公開した。

 新キャンペーンでは、グレン・ルッチフォード(Glen Luchford)が監督および撮影を担当。「巴里のアメリカ人 」や「バンド・ワゴン」「カバーガール」のほか「雨に唄えば」といった作品を中心に1940年代から1950年代のハリウッドのセレブリティカルチャーやミュージカル映画にインスピレーションを得て制作したという。
 ミュージカル仕立ての動画では、カラフルで壮大な舞台や大階段のセットで華やかでグラマラスな世界観を演出。ミュージカル「アニーよ銃をとれ」で使われたア-ヴィング・バ-リン(Irving Berlin)による楽曲「ショウほど素敵な商売はない」をグッチの新作を身に纏った「スター」の一人が歌い上げているほか、登場人物たちが息の合ったタップダンスを披露している。動画の後半では舞台裏やプレミアの場面を描き、スター以外に撮影クルーやプロデューサー、エージェントなど多様なキャストがキャンペーンに参加していることを表現。また、動画に加え、当時の映画スタジオが製作したスターたちの宣伝用写真に着想したモノクロのポートレートシリーズも公開している。
 同キャンペーンではルッチフォードのほか、アートディレクターにクリストファー・シモンズ(Christopher Simmonds)、ヘアスタイリストにPaul Hanlon、メーキャップにイサマヤ・フレンチ(Isamaya Ffrench)を迎えた。
[[https://youtube.owacon.moe/watch?v=gNxpOthmvbI]]
■グッチ:公式サイト