2月1日から3日間、マレーシア・セパン・インターナショナル・サーキットで行われているMotoGPシェイクダウンテストは、3日に最終日を迎えた。
この日からアプリリアは、レギュラーライダーのアレイシ・エスパルガロが登場。セッション終了間際にタイムアタックし2分00秒500をマークしトップタイム。2番手にKTMのポル・エスパルガロが2分00秒666でつけ、エスパルガロ兄弟がワン・ツーでテストを終えた。
3番手にドゥカティのミケーレ・ピロが2分01秒261、4番手にヨハン・ザルコが2分01秒401、5番手にヤマハの中須賀克行が2分01秒521、アプリリアのブラッドリー・スミスが2分01秒645、6番手にテック3のミゲール・オリベイラが2分01秒893、ヤマハのジョナス・フォルガーが2分02秒135、KTMのミカ・カリオが2分02秒201、テック3のハフィス・シャーリンが2分02秒211、スズキのシルバン・ギュントーリが2分02秒417、スズキの津田拓也が2分03秒701で続き、ホンダのステファン・ブラドルは、走行しなかった。
ヤマハの野左根航汰もセッション終盤にヤマハYZR-M1をライディング。8周ほど周回し、2分04秒台だった。
JSB1000勢では最終日に野左根がロングランを行い、2分04秒台でコンスタントに周回。終盤に2分05秒台にタイムを落とすが、タイムを上げようとした際にミスをしたと言う。
「YZF-R1の方は、いろいろテストができましたし収穫がありました。中須賀選手と言う大きなハードルがありますが、今シーズンこそ勝ちたいですね」と野左根。
ヨシムラは、最終日もベースセットを出すために加賀山就臣と渡辺一樹が2台のマシンを乗り換えながらセッティングを確認。渡辺が2分04秒1までタイムを縮め、加賀山も2分05秒5をマークした。最終日には、ブリティッシュスーパーバイクに参戦するブラッドリー・レイとギュントーリもヨシムラのスズキGSX-R1000Rを短時間だったがライディングした。