ル・ボーセモータースポーツは2月4日、2019年のモータースポーツ参戦体制を発表。ピレリ・スーパー耐久やFIA-F4選手権、スーパーFJもてぎ選手権に参戦を継続する。
スーパー耐久では、ブレーキをはじめとする各パーツを進化させたレクサスRC350でST-3に継続参戦。ドライバーは続投となる嵯峨宏紀と山下健太に、スーパーFJや全日本F3選手権を戦った小河諒を新たに加えた体制で悲願のチャンピオン獲得を目指す。
スーパーGTのサポートレースとして開催されるFIA-F4では、スーパーFJもてぎチャンピオンの神晴也と、2018年のFIA-F4で全戦入賞を成し遂げた川合孝汰を継続起用する。
そしてスーパーFJもてぎには、ル・ボーセフォーミュラアカデミーでトレーニングを積んできた岸本尚将と伊東黎明、2018年シーズンはライバルチームに在籍していた岩澤優吾の3名で参戦。17~19歳というフレッシュな布陣で3年連続の王座獲得に挑む。
スーパー耐久に参戦する嵯峨は「昨年は非常に悔しい形でチャンピオンを逃してしまったので、チームや応援してくださる皆様の為にもチャンピオンを取らなくてはいけないと思っています」と2019年シーズンへの意気込みを語った。
「(ST-)3クラスは非常にレベルの高い状況になりつつありますが、自分は年長者として全員が速く走れる状況を作るのが仕事だと思っているので、引き続きそのあたりの部分は注力していきます」
「各々が自分のパートを完璧にこなせば自ずと結果はついてくると思いますので、自分もドライバーとして気を引き締めて戦うつもりです。引きつづき応援よろしくお願いします」
嵯峨と同じく継続参戦となる山下は「昨年は絶対チャンピオンの思いでレースに臨みましたが、3年連続の2位に終わり屈辱を味わいました」と悔しさを明かす。
「今年は過去4年間参戦してきた集大成を見せるつもりです。また、毎年あと一歩の所でチャンピオンを逃してきた思いを晴らすべく、全力で臨みます」
「練習からレースまで、自分がすべき仕事を完璧にこなせるよう、今まで学んできた事を活かし、チャンピオン獲得のため頑張ります。応援よろしくお願いします」
株式会社ル・ボーセモータースポーツの坪松唯夫代表取締役は「ル・ボーセフォーミュラアカデミーを通じ、チーム発足からの主旨である、若手ドライバーの育成活動を継続的に展開し、レーシングカートからエントリーフォーミュラやミドルフォーミュラへの、より効率的なステップアップ体制を継続するとともに、ツーリングカーでの育成も連携した画期的な育成体制を確立し、2019年も全てのカテゴリーでシリーズチャンピオンを目指して戦って参りますので、皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます」とのコメントを発表している。