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MotoGP:スズキ2019年型GSX-RRは新スペックのエンジンとシャシーを採用。スタジオショットも公開に

2019年02月04日 06:11  AUTOSPORT web

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2019年型スズキGSX-RR フレーム部
2月3日、ウェブ上で2019年シーズンの体制発表を行ったチーム・スズキ・エクスターが、体制発表と同時に2019年型スズキGSX-RRのスタジオショットを公開した。

 2014年の最終戦バレンシアGPでデビューしたスズキのMotoGPマシン、GSX-RR。搭載するエンジンは水冷直列4気筒1000ccで、トップスピードは340km/h以上を記録する。

 2019年型GSX-RRについて、河内健テクニカルマネージャーは次のようにコメントしている。

「2018年シーズン終了後、私達はパッケージとパフォーマンスを改善するために何が必要か明確な考えを持っていました。ライダーは我々にフィードバックやマシンの方向性を指示し、その効果を証明するパッケージを確定させました」

「(2019年型GSX-RRについては)新しいスペックのエンジン、シャシーを開発し、電子制御とフェアリングにもいくつかの改良を加えています」

 マシンのスタジオショットから、2019年型GSX-RRはツインスパーフレームのエンジンマウント部分が直線ではなく、カーブを描く形になっていることが確認できる。

「バイクの乗り心地を良くすることが絶対条件です。そのため、全体的なバランスを犠牲にすることなく、バイクのあらゆる分野の改善に取り組んできました」

 2月6日から2019年に入って初のオフィシャルテストがマレーシア・セパンでスタート。レギュラーライダーのアレックス・リンスとジョアン・ミルが2019年型GSX-RRを走らせる。セパンテストで2019年型がどのようなパフォーマンスを見せるのか気になるところだ。