2月3日、MotoGPに参戦するチーム・スズキ・エクスターがチームの公式サイトで2019年シーズンの体制を発表。ライダーのアレックス・リンスとジョアン・ミルとともに、2019型のスズキGSX-RRを公開した。
2011年末にMotoGPの参戦を一時休止を発表し、2015年から並列4気筒エンジンを搭載したGSX-RRでグランプリを戦うスズキは、2019年で復帰5年目を迎える。
2018年シーズンは、アンドレア・イアンノーネが4度、リンスが5度の表彰台を獲得する活躍を見せ、2019年シーズンはコンセッション(優遇措置)を受けない条件へと変わった。
今季は、全レースで使用できるエンジンをひとりあたり7基まで、シーズンの開幕戦からエンジンの開発凍結が課され、プライベートテストの日数は5日間に制限されるという、上位チームと同条件のレギュレーションで戦うこととなる。
ライダーラインアップは、2018年シーズンをランキング5位で終え継続参戦するリンスと2018年にMoto2クラスで4度の表彰台を獲得しステップアップを果たすミルのふたりで最高峰クラスに挑む。マシンは2019年型GSX-RRとなる。
この日行われた発表ではチームのライダーであるリンスとミルと、スズキのMotoGPマシンであるGSX-RRの2019年型をお披露目した。マシンのカラーはブルーをベースとしており、空力フェアリングも取り付けられていた。