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F1メキシコGPの将来が危機に? 政府が2019年限りで出資打ち切りとの報道

2019年02月03日 13:11  AUTOSPORT web

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メキシコ政府がグランプリへの出資を打ち切るとの報道があった
メキシコGP主催者は1月29日に声明を発表し、F1新オーナーであるリバティ・メディアによるF1およびビジネス運営を批判するフォーミュラワン・プロモーターズ・アソシエーション(FOPA)の声明には、同意していないと述べた。

 声明の一部で、彼らは次のように述べている。

「我々はF1の新運営団体であるリバティ・メディアが、彼らの懸念に耳を傾けて慎重な対応をし、双方の関係者が非常に密接に取り組みを行なってきたと認識している。結果として我々は、FOPAが出した声明に同意していない。我々とF1はメキシコGPの契約更新については、個別に交渉を継続している」

 しかしそのたった数日後の2月1日、メキシコのEl Financieroは、将来同国政府がメキシコGPに対して出資することはないと報じた。

「2020年には連邦政府はF1には関与しない。なぜなら政府は資金の大部分をマヤ旅行者鉄道とマヤ鉄道の完成に向けて割り当てるからだ。2019年のF1は開催されるが、それは昨年に当時の政権がこの事業の契約をしたからだ」とメキシコシティ担当政府責任者のクラウディア・シェインバウムは記者会見で述べた。

 メキシコGP主催者は、El Financieroの報道についての声明発表は行なっていない。