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中村航が語る、Poppin’Partyの歌詞に刻まれた“成長の足跡”「十年、二十年と走り切ってほしい」

2019年02月03日 13:01  リアルサウンド

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 アニメ/ゲーム作品の声優陣が実際にバンドを組んで行なわれるリアルライブなどで話題を呼んできたメディアミックス作品『BanG Dream!』シリーズの顔役として、初期からシリーズを引っ張ってきた5人組ガールズバンド、Poppin’Party。彼女たちの1stアルバム『Poppin’on!』が遂に完成した。


参考:ブシロード 木谷高明が語る、『バンドリ!』プロジェクトの軌跡と未来 「何十年も続く作品にしたい」


 2枚組の大ボリュームとなる同作には、彼女たちの始まりである1stシングル『Yes! BanG_Dream!』から、2018年10月にリリースされた11thシングル『ガールズコード』までの代表曲を収録。同時に人気曲のアコースティックVer.も新たに収録され、アニメ『BanG Dream! 2nd Season』の放送が始まった現在までのPoppin’Partyの歩みが、改めて伝わるようなものになっている。


 そこで今回は、『BanG Dream!』のシリーズ原案となった同名小説の作者であり、Poppin’Partyの楽曲のほぼすべての歌詞を手掛けてきた小説家・中村航氏に、言葉の面から『BanG Dream!』やPoppin’Partyの魅力を振り返ってもらった。(杉山仁)


■実体験から生まれたPoppin’Partyの物語


ーーシリーズがはじまる際、中村さんはどんなことを考えてストーリー原案となった小説を執筆していったのでしょうか?


中村航(以下、中村):“ガールズバンドもので、リアルライブと連動して曲を作っていく”というところから、本当に自由にやらせてもらったと思います。最初はやっぱり“バンドもの”という意味での先行作品が数ある中で、“これまでになかったものにしたい”という思いは強かったです。それで、そういうオリジナリティとか、またリアリティを追求するときっていうのは、案外、自分の体験が手がかりになるんです。今年の1月10日に原案となった小説の文庫版が出て、そのあとがきにも書いたんですが、実は自分のバンド経験から、着想をはじめた部分はありました。


 たとえば、『BanG Dream!』の最初のエピソード、“女子高生になったばかりの主人公がギターと出会って、仲間と出会っていく”という流れ。実際、自分の体験にかなり近いんですよ。高校に入学した当日に、たまたま「バンドをやりたい」という人に会って、翌日から一人ずつ声かけながら、何カ月かかけてバンドができていった。すごく田舎のほうに住んでいる人とか、全く楽器触ったことない人とか、ライトハンドができるという噂の人(笑)とか、おれはバイクを買うからバンドはできない、って言っている人とか。メンバーのギタリストが質屋でギターを買ったり(作品内で主人公・戸山香澄が質屋でランダムスターを見つけるように)、蔵みたいなところでバンド練をしたり、といったことも実際にあったことで……、普段書いている小説も同じなんですけど、自分の経験を別の状況にスライドさせて、そこから物語を広げていくことってよくあるんです。ただ普段の小説とは違って、『BanG Dream!』はメディアミックスプロジェクトですから、各所と連携しながらみんなで進めていく作業でしたね。


ーーとはいえ、ガールズバンドを描く物語となると、中村さんが経験されたバンド活動とは、少し勝手が違ってくる部分もあったんじゃないでしょうか?


中村:そりゃそうですよ(笑)。でも、だからこそ経験をスライドさせたときに、面白さが出ると思ったんです。そもそも僕がバンドをやっていた頃は、バンドというと“不良がやるもの”という感覚もまだあって、「ギター弾きに貸す部屋はねえ!」とか(笑)。そもそもそういう前提が違うなかでのスライドだから、オリジナリティの芽になり得る、っていう感じでしょうか。だって現代でバンドものやるととなったとき、普通、ランダムスターは使わないですよ。そういう面白さですよね。この作品は、カウンターカルチャーをことさら押し出していなくて、“努力すること”や“仲間との絆/友情”を描く、という普遍的なテーマが強いです。だけど、それだけじゃないよ、ってしたかった。


ーー『BanG Dream!』はキャストのみなさんが実際にバンドを組んでリアルライブで演奏するプロジェクトでもあるわけなので、そうした“リアルなバンド感”が加わったことで、初期のシリーズの魅力が形になっていったのかもしれませんね。


中村:そうだといいな、と思います。軽音楽部に入ってすぐにメンバーが集まるというものとも、何かの問題を解決するためにバンドを組むというものとも違う視点から話をはじめて、リアルさを大事に、味付けのようにファンタジーも取り入れて、という感じでしょうか。


ーーバンド以外の要素が物語を動かしていくというよりも、“バンドを組む”ということ自体が物語を動かしていく構成になっていると言いますか。


中村:序盤の展開はまさにそうで、リアルライブでのキャストさんの稼働とも合わせて、最初からそういう想定で、始まりました。僕としては“求心力”と“遠心力”の両方を意識していて、“求心力”というのは、バンド作品として嘘がないように、例えばバンド経験者が見てもリアリティが感じられるようにしたいということ。一方で、“遠心力”というのは、誰が見ても楽しめるように、一般性を加えていくということで。つまり、アニメカルチャーの文脈にも当てはめつつ、同時に普段アニメを観ないような人が観ても成立するような、物語や歌詞を書こうと思っていたんです。それはもちろん今も大切にしていることです。


ーーそのために、歌詞で使う言葉も選んでいくということですね。


中村:深夜アニメ帯だけではなくて、ゴールデンタイムとか、ロックフェスに出てもイケるようにしよう、ということはずっと考えています。そもそも、その“求心力”と“遠心力”のバランスを取ることが、一般文芸の小説家として僕に求められているのかな、とも最初思ったんですよ。一般文芸だろうがライトノベルだろうが同じ小説なんですけど、ジャンル特有の文脈や、好まれる展開のようなものってありますよね。その両者のバランスを取るということを、求められているのかな、と。


■香澄たちの歩みと共に紡がれた歌詞


ーーでは、『BanG Dream!』シリーズのはじまりの楽曲「Yes! BanG_Dream!」の歌詞についてはどんな風に考えていかれたんでしょう?


中村:まったくのゼロからスタートだったので、手探りな部分も多々あったと思いますね。最初の曲ということもあって、イメージを固定しすぎないように考えていったと思います。そのときあえてやったのは、「きっと」「もっと」のような言葉を意識的に使ったんですよ。こういう言葉って、歌詞を書きはじめたばかりの人が使いがちなものなんですよ。「きっと」「もっと」「ずっと」「そっと」という言葉は、ハネるメロディに乗りやすいんです。逆に言うと、経験を積むと、ちょっと避けるような言葉でもあって。でも、この曲は初めて香澄が作詞する曲になると考えたときに、あえてそういう言葉を入れておこうと思ったんです。あとはそのとき、「Yes! BanG_Dream!」だけではなく、「ぽっぴん’しゃっふる」と「STAR BEAT!~ホシノコドウ~」も加えた3曲を作ることになったので、それらの幅も意識しました。メロディ自体もその3曲の間でかなり幅があったので。


ーー中でも「STAR BEAT!~ホシノコドウ~」は、“星”というPoppin’Partyにとって重要なモチーフが登場する歌詞になっていますね。


中村:アニメ版へと繋がっていった曲ですね。最初に小説のストーリーの骨子を考えていったときに、“香澄が星を集めていく中でランダム「スター」に出会って、自分がかつて持っていたホシノコドウを取り戻す”という物語を着想して。でも、香澄にとって本当に一番大事な“星=STAR”って、“S(山吹沙綾)、T(花園たえ)、A(市ヶ谷有咲)、R(牛込りみ)”というPoppin’Partyのメンバーたちなんですよね。だけどこのことは、読者の方に言ってもらうまで、自分でも気づいていなかったんです(笑)。まるで僕自身も星を見つけたような気分でした。


ーー『BanG Dream!』の場合、登場人物がキャストの方々をモチーフに作られている部分もあることを考えると、メディアミックスだからこそ起きた奇跡でもあるのかもしれません。


中村:このプロジェクトでは、音楽や映像などのクリエイター、プロデューサーや、キャストの方々もそうですし、お客さんも確実にあると思うんですけど、それぞれが思いを込めて、“総体としての作品”を作っているんだな、ということをすごく感じます。最初にライブに行ったとき、このプロジェクトならではの魅力を感じて……。いろんな立場の人間が影響を受けたり与えたりする。物語、映像、音楽、キャストの表現、観客の反応、などお互いに影響を与え合っていて、幸せな空間をつくる。今も『BanG Dream!』の作詞をするときは、「これはどういうことに繋がっていくだろう」と考えながら作詞しています。


ーー詞を書くと同時に、『BanG Dream!』の可能性を広げていくような作業なんですね。


中村:そうだといいですね。今はそんな総体としての意思のようなものが、概ね同じ方向を向いていて、すごくいい雰囲気で回っているように感じます。


ーーキャストのみなさんに影響されて、歌詞が生まれていくこともありますか?


中村:もちろんありますよ。逆にキャストのみなさんが「ここはどういう気持ちで歌えばいいんですか?」と聞いてくれることもありますし。今はもう、「この人はこういう歌詞であれば、こんな風に歌ってくれる」ということも分かってきました。全員がどんなふうに歌ってくれるか、それぞれの声を想定しながら歌詞を書けるんですよ。表現にどんな幅があるか、とか。その幅は広がってもいますけど。


ーー今回の1stアルバム『Poppin’on!』は、アコースティックVer.を抜いて時系列に考えると、ディスク1がTVアニメの第一シーズンのラストシーンで演奏された「夢みるSunflower」まで、そしてディスク2がそれ以降の「Time Lapse」から「ガールズコード」まで、という形になっています。ディスク1と2の間でも、作詞する際の変化を感じるでしょうか?


中村:今回のアルバムで言うとディスク1の4曲目までは、小説とのコラボをしながら、プロジェクト全体のテーマ曲を創っていく、というような感覚でした。そこからアニメの放送が決まって、5~9曲はそれに歩調を合わせての曲ですね。オープニングやエンディング曲は比較的初期に創っていて、その後、シノプシスや脚本などを読みながら、物語に寄り添って創った感じです。


ーーそういう意味では、劇中で香澄が声が出なくなった時期を経て歌われた楽曲「前へススメ!」などは、その象徴的なものと言えるかもしれません。


中村:そうですね。この曲はメンバーが次々に歌い継いでいって、最後に香澄が歌う歌割りになっていますが、最初は均等に歌割りだったんですけど、それでは香澄の思いも、物語のカタルシスも表現しきれなくて、香澄のパートだけ長くしたんです。あと僕は「夢みるSunflower」もすごく好きなんですよ。


ーーアニメの第1シーズンの最終話で演奏される曲ですね。


中村:全体としては「夏に向かって、希望を残しながら終わっていく」、だけど完全な大団円ではなく、「成長してきたけれど、まだまだ足りない部分もあるんだ」という気持ちの表現。そうなんだけど同時に、13話の最後に流れる曲なので、最後には大きく、ありがとう、また会おうね、の気持ちを込めました。


■みんなで作り上げる“ポピパらしさ”と『バンドリ!』の未来


ーーアニメの第1シーズンが終わって以降、ディスク2に収録された楽曲はどうですか?


中村:それ以降は、リアルライブでの規模もより大きくなって、日本武道館に向けた楽曲の歌詞を作ることになったり、ゲーム用の楽曲の歌詞を作ることになったり。新しいプロジェクトが立ち上がると、どうしても最初は混乱しますよね(笑)。『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』の立ち上げ当初は、ふたたび「どうする?」と模索していた部分もあったと思います。OVAの楽曲になった「八月のif」にも、『BanG Dream!』の第2章がはじまったのを感じた部分もあったかもしれないです。ちなみにこの曲は、めちゃめちゃ好きです。


ーーこの頃になると、Poppin’Partyにも歴史が生まれていったことによって、初期では表現できなかった要素が歌詞で表現できるようになった部分もあったんじゃないでしょうか。


中村:そうかもしれないですね。「Time Lapse」も初期の頃なら今のような歌詞にはなっていないと思います。この曲はタイトルからして、それまでのポピパの世界観には持ち込んでなかったものです。“日本武道館で初披露する曲”というオーダーを受けて、最初はライブで曲と共に流す映像をイメージして、歌詞を膨らませていきました。タイムラプスの映像が流れるなか、ポピパが武道館で歌う。「CiRCLING」だと、メンバー同士の絆だけではなくて、(『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』に登場するライブハウスの)「CiRCLE」のことや、リアルライブでのファンの方々のことにもテーマが広がっています。自分の中では、「CiRCLING」と「二重の虹(ダブル レインボウ)」、そして(『BanG Dream! 2nd Season』のオープニング曲)「キズナミュージック♪」は3部作のように連動しているイメージなんですよ。どれも新たな代表曲になるイメージで作っていて、“仲間”の存在を歌っている曲ですね。


ーーなるほど、確かにそうですね。「キズナミュージック♪」はリアルライブで演奏を聴かせていただいても、Poppin’Partyの絆が感じられる、とてもいい曲だと思いました。


中村:両国のライブで披露された「キズナミュージック♪」、すごくよかったですね! あのとき、「ど真ん中の曲がようやくできたんじゃないか」と感じました。Poppin’Partyの楽曲には、今は色んな種類のものが増えていますが、その真ん中にあるものを表現できた曲になったと思いました。これは「キズナミュージック」に限らずですが、Poppin’Partyの楽曲は、どの曲もリアルライブで演奏することをかなり意識して歌詞を書いています。キャストのみなさんがライブで歌っている姿や、アニメのライブシーンを思い浮かべながら歌詞を書いていて。でも、実際にライブを観ると、自分が考えていたイメージを上書きしてくれるというか、自分の想像の上をいってくれるようなことがあるんです。「Time Lapse」や「STAR BEAT!」や「キズナミュージック♪」は、特にその印象が強かったです。


ーー『BanG Dream!』にはリアルライブという現場があることで、そこでお客さんとともに作りだすストーリーも生まれているような印象があります。たとえば、「CiRCLING」はライブで観させていただいて、まさにそういう楽曲のように感じました。


中村:いや、ほんとそうですよ。なので、こちらは当然、毎回気は抜けないですし、がっかりさせられないな、と思います。『BanG Dream!』シリーズは開始当初から全力で飛ばしていて、「もうこのまま行くしかない」、「全力で走り続けるしかない」と思ってます。自分で言うとあれですけど、全曲、タイトルからして、一切の出し惜しみなし、です。ポピパの歌詞は基本的に香澄が作っていることを、本当にちゃんと意識しているんですが、あの人、天才ですね。普通じゃない(笑)。そしてどんどん「ポピパらしい」という概念ができてきたようにも思います。基本的に同じメンバー、同じキャストで作品を作り続けてきたことで、僕だけでなく色々な方も含めて、このシリーズの中心になるような魅力が明確になってきたんだと思います。僕の場合は10代から20代終盤にかけてバンドをやってきて、けれどもどこにもいけなかった経験の中で蓄積されたものが、まだまだたくさんあるんです。ですから、マンネリを感じることはないですし、出来ることはまだまだありますよ。


ーーなるほど、それは今後もますます楽しみです。


中村:もともと小説を書きはじめたときも、それまで作詞作曲しかやってこなかった人間が、どうやって小説を書くのか、ということを一生懸命やってきた、という感覚なんですよ。だから、“『BanG Dream!』シリーズで小説家が詞を書いている”というよりも、“作詞家が小説を書いている”というほうが近いんじゃないかと思うこともあります(笑)。『BanG Dream!』シリーズにかかわれていることは、自分にとっても、マイルストーンのようなものですね。


ーーこれからどんな歌詞を歌ってもらいたい、書いてみたいということはありますか?


中村:ひとつあるのは、“世の中の歌にはラブソングが多い”ですよね。でも、Poppin’Partyの楽曲では、まだそのカードを直接的には切っていないんです。もちろん、ラブソングには恋愛だけではなく、親子の愛や、世界への大きな愛も含めて、色々な種類のものがあると思うので、これからそういうことを歌っていく可能性だってあるかもしれませんよね。


ーー最新曲では、2月20日にリリースされる「Jumpin’」と「What’s the POPIPA!?」が一部公開されています。この2曲の作詞についてはどんなことを意識されましたか?


中村:まず、「What’s the POPIPA!?」は楽しい曲ですね。戦隊ヒーローもののようなイメージで、戦いに向かっていくポピパの詞を、楽しみながら考えていきました。そのうえで、ポピパの紹介にもなっているので、アニメ『BanG Dream! 2nd Season』で初めて知った人にも興味を持ってもらえればと。


 一方で「Jumpin’」は、かなりシンプルでストレートな曲で。『BanG Dream! 2nd Season』のエンディングテーマとして作らせていただきつつ、ライブでの風景を想像して、みんなでジャンプできるような歌詞を考えていきました。あとは……、「リンダリンダ」(THE BLUE HEARTS)とか、忌野清志郎さんの「JUMP」もちょっと意識してみたりと、結構遊びの要素も入ってます。この後、まだみなさんが聴いていないアニメ2期の曲や『ガルパ!』のイベント曲でも、色々な曲が出来ているので楽しみにしていてください。僕としては物語に合わせて歌詞が書けるというのはとても贅沢なことだな、と改めて思っているところです。


ーーでは最後に、中村さんから見て、Poppin’Partyのみなさんのこれまでの歩みについては、どんな風に感じられているのかを教えていただけると嬉しいです。


中村:苦労もあったでしょうし、本当に頭が下がる思いですね。あとは純粋に「すごいな」と思います。そしていろいろひっくるめるとやっぱり、楽しい、嬉しい、音楽大好き、で、走り続けくれてありがとう、という気持ちです。このまま十年、二十年、と走り切ってほしいな、と思うんです。今までもずっとそう思ってたんですけど、最近、走りきって、それからまた十年後くらいに再結成してほしい、ってことまで考えるようになりました(笑)。実は三日位前に、昔大好きだったバンドの、元メンバーと会ったんですよ。めちゃめちゃ興奮しちゃって……。そのバンドはもうずーっと昔に解散したんですけど、その人たち元メンバー同士で、今はときどき会って飲んでるらしいんですよね。世間的にはあり得ないと思われているけど、こりゃ何かあったら再結成あるかもな、と思って……。だからポピパで言えば、例えば、僕が死んだら再結成するとか(笑)。いや、それじゃあ僕が見られないから……、木谷(高明)さんが亡くなったら、とか。


ーーちょっと、何をおっしゃいますか!(笑)。


中村:もちろん冗談ですけど(笑)、Poppin’Partyは、それぐらいの存在になってほしいですよね。僕は見守ってるだけですが、バンドは僕が想像していなかったところまで楽曲を連れていってくれています。こちらも負けないように、今後も頑張りたいです。(杉山仁)