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ハリー・スタイルズの顔をタトゥーにして頬に入れた女性歌手 「実はフェイク」

2019年02月03日 11:31  Techinsight Japan

Techinsight Japan

お騒がせ歌手のケルシー・カーター:中央(画像は『KelsyKarterVEVO 2019年1月28日公開 YouTube「Kelsy Karter - Harry」』のサムネイル)
甘いマスクとミステリアスな性格で多くの女性を魅了してきた英人気グループ「ワン・ダイレクション」のハリー・スタイルズ(24)。少し前に、ニュージーランド出身の歌手ケルシー・カーターが自分の頬にハリーの顔をタトゥーにして入れたことが伝えられた。このことは世界中で話題になったが、当のケルシーが「フェイクタトゥー」だったことを明かした。

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有名人の顔をタトゥーにして体に刻むファンは多くいる。しかし、頬にハリー・スタイルズの顔を刻むという大胆なタトゥーを施した歌手ケルシー・カーターが話題になった。ケルシーは右の頬に大きく入れたそのタトゥーをインスタグラムに公開、「ママ、私がやっちゃったこと見て」と記しており、またタトゥーアーティストのロメオ・ラコステがインスタグラムのストーリーで針を刺している様子を披露していた。

ケルシーの新しいタトゥーに人々は「なんて言っていいか分からない」「何しちゃったの、ケルシー」「ケルシー、ダメだよ、お願い、ダメだって」「このタトゥーはひどいし、やばい」「自分の顔台無しにしちゃったね。彼(ハリー)にも似てないし」「こんな愚かなことした人、初めてみた」とコメントし、驚きを隠せない様子だった。

さらにケルシー・カーターは、現地時間1日のハリーの誕生日に『Harry』というタイトルの曲をリリースすることも明かしていた。すでにYouTubeにミュージックビデオを公開しており、ケルシーは「ハリー、あなたが私を愛するようにしてみせる、あなたは私に朝食を作るのよ。私たちの間だけの秘密、大袈裟にはしないから。ふざけてるわけじゃないのよ。ベルベットの腕で私を抱きしめることができるのを幸運と思うべきよ」とハリーへの思いを歌っている。

ケルシーは『Billboard.com』に「彼は素晴らしいわ、カモーン。彼はこの地球上で最高の人よ」とコメントし、ハリーの大ファンとして注目を浴びることになった。

しかし現地時間1月31日、ケルシー・カーターはYouTubeに動画を公開し真実を明かした。ケルシーは昨年、愛犬が亡くなり、恋人と別れ、悲しい破局ソングよりもハリー・スタイルズの曲を書こうと決めたそうだ。曲ができて300ドル(約3万2000円)でミュージックビデオを制作したが、その宣伝方法を考えた時にハリーのタトゥーを顔に入れることに決めたという。

そして、本物のタトゥーに見えるようにタトゥーアーティストのロメオ・ラコステに依頼。2017年のハリーの『Rolling Stone』の表紙の写真が選ばれ、その作戦は決行された。ちなみにケルシーは「それがとてもバカバカしく見えることはわかってた。だってそれが作戦だったんだもの」と明かしている。これをインスタグラムに投稿すると瞬く間に世界中に拡散され、新曲『Harry』が注目を浴びることになったと説明した。その後、ついにタトゥーはフェイクだと伝える時が来たと告白している。

ケルシーの策略は見事に成功し、世界中に注目されることになった。このようにソーシャルメディアを使って世界を騙そうとする人たちが最近増えており、昨年はジャスティン・ビーバーにそっくりの男性がブリトーを横にして真ん中から頬張る写真が広まったことで、ネット上で「ジャスティン・ビーバーはブリトーがどうなってるのか(どう食べるのか)知らないの?」と話題に。また、カイリー・ジェンナーと娘を育てているラッパーのトラヴィス・スコットにそっくりの男性が他の女性と親密な写真を広め、「トラヴィスが浮気した」と騒動にして注目を集めていた。



画像は『KelsyKarterVEVO 2019年1月28日公開 YouTube「Kelsy Karter - Harry」』のサムネイル、『Kelsy Karter 2019年1月26日付Instagram「mama, look what i made me do」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)