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バサースト12時間:予選首位のアストンマーチンがタイム抹消。18号車GT-Rは9番手に

2019年02月02日 21:51  AUTOSPORT web

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9番手から12時間の決勝レースに臨むこととなったKCMGの18号車ニッサンGT-RニスモGT3
バサースト12時間は2月2日、同日午後に行われた予選でポールポジションを獲得したRモータースポーツの62号車アストンマーチンV12バンテージGT3のタイムを除外し、2番手タイムをマークしていたメルセデスAMG・チーム・グループM・レーシングの999号車メルセデスAMG GT3にポールポジションを与えた。

 今週末、オーストラリアのマウント・パノラマ・サーキットで開催されているIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ開幕戦リキモリ・バサースト12時間レース。
 
 62号車アストンマーチンは同レースの予選“トップ10シュートアウト”で、ジェイク・デニスが2分02秒494というタイムをマークしてポールポジションを獲得していたが、予選後の再車検時に車両規定違反が発見されタイムが抹消されることとなった。

 公式発表によると、この違反はエンジンの最大回転数に関するものだが、チームによる意図的なものではなくメーカーが提供するホモロゲーション関連書類に不備があったことが技術的違反の要因になったという。
 
 また、62号車アストンマーチンはトップ10シュートアウト以前に行われた予選1回目で、ピットレーン速度違反を取られたため2グリッド降格ペナルティを受けることに。このふたつのペナルティによって、予選最速のマシンは総合12番手から3日(日)の決勝レースを迎えることになる。

 なお、Rモータースポーツの降格により2番手以下の順位はひとつずつ繰り上がり、新ポールシッターはラファエル・マルチェッロがアタックを担当した999号車メルセデスに。
 
 総合2番手はメルセデスAMG・チーム・クラフト・バンブー・レーシングの77号車メルセデスAMG GT3、同3番手はベントレー・チームMスポーツの107号車ベントレー・コンチネンタルGT3となった。また、KCMGの18号車ニッサンGT-RニスモGT3もポジションをひとつ上げ、9番手から決勝に臨む。僚友で千代勝正、松田次生の両日本人が乗り込む35号車ニッサンは16番手スタートだ。