レプソル・ホンダのマルク・マルケスが、1月29日にスペインのサーキット・アルカラスでミニバイクを走らせ、2月6日から始まるマレーシア・セパンでのオフィシャルテスト前に、手術した左肩の状態を確認した。
2019年シーズンオフに左肩の脱臼ぐせを治す手術を受けたマルケスは、レプソルカラーのホンダNSF100を駆り数ラップを走行。セパンオフィシャルテストを前に左肩の状態を確認した。
マルケスが術後にバイクを走らせるのは今回が初となる。
「初乗りだった。肘も地面に触れたよ。少なくてもバイクには乗れたと思うよ」とマルケスは術後初のライディングを振り返った。
「わずか数ラップだけだったけど、どこに痛みがあり、どの部分のトレーニングが必要なのかを確認できた。ある程度は予想していた通り。特に左コーナーのブレーキングでパワーが足りなかったから、出発までに残された時間を利用して、肩のトレーニングを継続しよう。3月を目指して、マレーシアのテストでは辛抱強くなる必要がある」
2019年に入って初のMotoGPオフィシャルテストとなるセパンテストは2月6日~8日にセパン・インターナショナル・サーキットで開催される。