元F1最高権威者のバーニー・エクレストンは、現F1オーナーのリバティ・メディアが助けを必要とするなら「喜んでそうする」とイギリスの新聞The Daily Mailに語った。
2年前にリバティ・メディアがF1を買収した際、彼らはエクレストンに名誉会長の役職名を与えた。
しかし、それは仕事というよりも役職名がついただけにすぎない。これまでリバティ・メディアはエクレストンの助言を仰ぐことはほとんどなかったからだ。そしてリバティ・メディアは、エクレストンがF1を経営していた30年間に導入した多くのことを変更してきている。
最近、エクレストンはリバティ・メディアとレース主催者たちとの間に生まれた不和を解決するため、仲裁役を買って出た。主催者たちは、リバティ・メディアのF1とビジネスの運営のやり方に不満を抱いていると語っている。
「もし彼らが私の助けを必要とするなら、喜んでそうするだろう」とエクレストンはイギリスの新聞The Daily Mailに語った。
「私は死の床に横たわって、私が作り出したスポーツが衰退するのを見ていたくない」
しかしながら、リバティ・メディアは過去2年間、エクレストンに助けを求めたことはないため、今回の状況においても助けを求めることはないだろう。