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“負け組”高校生が歌って踊って暴れまくる 青春ゾンビミュージカル『アナと世界の終わり』5月公開

2019年02月01日 16:31  リアルサウンド

リアルサウンド

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 各国の映画祭で話題となった青春ゾンビミュージカル『Anna and the Apocalypse(原題)』が、『アナと世界の終わり』の邦題で5月31日より新宿武蔵野館ほかにて公開されることが決定した。


参考:菊地成孔の『新感染 ファイナル・エクスプレス』評:国土が日本の半分の国。での「特急内ゾンビ映画」その息苦しいまでの息苦しさと上品な斬新さ


 本作は、思春期の高校生たちの葛藤と成長を描いた青春ストーリー。高校生のアナは、イギリスの田舎町で父と二人暮らし。学校では、ダサい幼なじみのジョンや暑苦しいほどラブラブなカップルのクリス&リサ、嫌がらせが止まらないオラオラ系の元カレ・ニック、SNSでソウルメイトを探し続けるステフなど、くだらない連中ばかり。パッとしない毎日を送っていたアナは、この町から抜け出すことばかり考えていた。あるクリスマスの朝、アナとジョンはいつも通り学校に向かっていると、ゾンビ化したスノーマンに遭遇。アナと仲間たちは、ゾンビに蝕まれたこの田舎町から、そして、死んだように生きる人生から、脱出することを決意する。


 ファンタスティック・フェストやシッチェス・カタロニア国際映画祭、アムステルダム映画祭、プチョン国際ファンタスティック映画祭などの映画祭で上映され話題となった本作の監督を務めたのは、『Where Do We Go from Here?(原題)』のジョン・マクフェール。主人公のアナを『スティールワールド』などのイギリス人女優エラ・ハントが演じる。(リアルサウンド編集部)