ソフトバンクの新テレビCM「バレンタイン」篇が、本日2月1日から放送される。
「音楽」を主役とした「SoftBank Music Project」を展開しているソフトバンク。「音楽とスマホで、僕らはもっと自由になれる。」というメッセージのもと、年間を通して様々なアーティストとコラボレーションする。第1弾として元日に発表されたCM「しばられるな」篇のCMソングをいきものがかりが書き下ろした。
シリーズ第2弾となる「バレンタイン」篇では、クリープハイプとコラボレーションし、同CMのために書き下ろされた楽曲“ニガツノナミダ”をテーマソングに起用。イメージキャラクターの広瀬すずが主演を務め、恋する少女が想いを寄せる先輩に手作りのバレンタインチョコを渡せなかったことから起こる物語を描く。広瀬演じる主人公がチョコを渡せなかった悲しみを紛らわすためにクリープハイプの動画を見ようとするも、通信速度制限によって再生できず、号泣しながらWi-Fiスポットを探して街を彷徨ううちにあたりが大雪原に変化するというストーリーだ。
“ニガツノナミダ”のフル音源は、本日TOKYO FMの『SCHOOL OF LOCK!FRIDAY!』で初オンエア。同日23:00にはYouTubeのソフトバンク公式チャンネルで“ニガツノナミダ”のPVが公開される。PVではソフトバンクの「お父さん犬」との共演が実現した。さらに同曲の配信がTikTokで開始。2月10日からは楽曲にあわせた振付によるオリジナルチャレンジ企画も予定されている。
広瀬すずはクリープハイプの楽曲について「私自身、普段からクリープハイプさんの曲を聴いています。独特の声がとても印象的なのですが、今回は歌詞に『Wi-Fi』という単語が入っているところが、斬新だなと思いました。クリープハイプさんの世界観と、新テレビCMの映像の世界観が、どんな風に混ざって、ひとつの作品になるのか、いい意味で想像できないというか。ほぼずっと泣いているお芝居でしたが、クリープハイプさんの曲に乗せて、ほっこりしたストーリーになっていると思うので、完成がすごく楽しみです」とコメント。
またバレンタインチョコを渡す勇気が出ない人へのメッセージとして「私もなかなか勇気が出ないタイプで、迷惑じゃないかなとか、先のことをいろいろ考えてしまうんですが、最近はいくら考えても正直、現実はあまり変わらないのかなと思うようになりました。心残りは何年経っても、ずっと続きますし、今の素直な気持ちはたぶん、今しか相手に伝えられないんじゃないかなと思います」と述べている。
尾崎世界観(クリープハイプ)は今回のCMについて「音楽と一緒にやっていくというコンセプトを聞いた時、とてもワクワクしました。ここまでしっかり音楽を使うテレビCMは見たことがないのですごく嬉しかったです」と明かしているほか、「お父さん」との共演について「テレビでずっと見ていたので、実際に会えた時は『本物だ』、と思いました。最初はお互いの距離感が掴めず緊張しましたが、最後には同じ目線で向き合えたと思います」とコメントしている。