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ストライプインターナショナル、音楽プラットフォームを今秋立ち上げ

2019年02月01日 00:41  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

(左から)ストライプインターナショナル 石川康晴 代表取締役社長、「ホテル コエ トーキョー」で開催されているDJイベントの様子
ストライプインターナショナルが、新たに音楽プラットフォームを立ち上げる計画を発表した。1月31日に石川康晴代表取締役社長が明らかにしたもので、2019年秋を目処にジョイントベンチャーを設立し、エンターテインメントおよび音楽業界に参入していくという。

 同社は2015年に事業領域をアパレルから「ライフスタイル&テクノロジー」に拡大し、ファッションサブスクリプションサービス「メチャカリ」や宿泊施設を備えた「ホテル コエ トーキョー(hotel koe tokyo)」、ソフトバンクとの合弁会社で運営しているECプラットフォーム「ストライプデパートメント(STRIPE DEPARTMENT)」など業態を広げている。
 現在計画中だという音楽プラットフォームは、大手企業と合同会社を設立し運営する予定。音楽に関する小売やサービスなどを集積し、現在展開しているプラットフォーム事業で得たノウハウなども活かしながら、これまでの音楽業界に無かった形を作り提供していくという。設立に向けて、大手レコード会社や芸能事務所など連携先となる企業にアプローチを始めている。ファッションに特化したプラットフォーム事業として2018年にスタートしたストライプデパートメントは6年計画で黒字化を目指しているが、音楽プラットフォームについてはそれを超えるスピードでの成長を見込んでいるという。
 ホテル コエ トーキョーでは定期的にDJイベントなどを開催し、新規顧客を開拓するきっかけにもなっているが、音楽分野がメインの事業は初めて。石川社長は「ライバルがいないのでスタートした時のインパクトは大きいと思う。ストライプデパートメントを超える規模のものになる可能性は高い。25年間商売をしてきた中で、一番自信がある」と期待を込めている。