原宿の写真スポット「MOSHI MOSHI BOX 原宿観光案内所」閉館、増田セバスチャン制作の世界時計は解体へ

「MOSHI MOSHI BOX 原宿観光案内所」が、2019年1月をもって営業を終了した。

　同館は「もしもしにっぽん（MOSHI MOSHI NIPPON）」プロジェクトが渋谷区観光協会の運営支援のもと2014年12月25日に開業。以来4年間にわたり、原宿を訪れる観光客の案内所として営業してきた。特に訪日外国人に向けた情報発信やサービス提供は手厚く、渋谷区観光協会の「公式観光案内外国語MAP」の配布や、外国語による対面案内、外貨両替、手荷物預かりなどにも対応。海外から多数の観光客が利用する原宿のランドマークとしても認知されていた。
　閉館に伴い、増田セバスチャンが手掛けた巨大な世界時計は解体が決定。フォトスポットとして親しまれていたことから、原宿カルチャーを象徴するモニュメントとして保存展示を望む声が寄せられているという。撤去の日程は未定。同プロジェクトでは移転を視野に入れたリニューアルオープンを検討している。
■もしもしにっぽん：公式サイト