映画『ハイ・ライフ』が4月19日から東京・ヒューマントラスト渋谷ほか全国で順次公開される。
同作は、昨年の『トロント国際映画祭』でプレミア上映され、賛否両論を呼んだSFスリラー。『パリ18区、夜。』『ガーゴイル』などを手掛けているフランスのクレール・ドゥニ監督にとって初の英語劇となる。全米配給権は「A24」が獲得している。
物語の舞台は、死刑囚たちを乗せて太陽系外を進む宇宙船「7」。彼らは極刑の免除と引き換えに、ある実験のために宇宙船で生活することを選ぶが、やがて船の目的地である「ブラックホール」が少しずつ迫ってくる、というあらすじだ。原題は『High Life』。
乗組員である主人公・モンテ役を演じるのはロバート・パティンソン。衝撃的な目的を持って実験を行なう謎の科学者・ディブス医師役をジュリエット・ビノシュが演じているほか、モンテの幼なじみ・ボイジー役にミア・ゴスがキャスティングされている。プロダクションデザインはフランソワ=ルノー・ラバルトが担当。