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減量に苦しむF1ドライバーを救えるか。「もう少し食事を楽しめる」とリカルドが最低重量引き上げを歓迎

2019年01月31日 17:41  AUTOSPORT web

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2018年F1第21戦アブダビGP シーズン最後のドライバー集合写真撮影会でのブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)
2019年シーズンよりルノーの一員となるダニエル・リカルドは、F1の新たな最低重量ルールのおかげでドライバーはもっと多くのカロリーを摂取できるようになり、より強く成長できるはずだと考えている。

 FIAは、背が高く体重の重いドライバーが減量に苦しむ事態を緩和するために技術規則を変更し、2019年は最低重量が740kgから743Kgに引き上げられた。

 またレーシングスーツとシューズを完全に身に着けたドライバーとシートの合計重量は、最低80Kgの重さがなければならない。もしドライバーとシートを合わせた重量がその80kg以下となると、チームは743Kgの最低重量に達するようマシンのコクピット内に必要な量のバラストを装着しなければならない。

 この規則変更は、ドライバーの食事制限を緩和することになるはずである。ルノーのフランス料理を味わうことを楽しみにしている食欲旺盛なリカルドは、間違いなくほっとしただろう。

「誰もがもう少し食事を楽しめることになる」とリカルドは話した。

「文句を言っているわけじゃないけれど、僕たちの多くはレースの週末に全く食べようとしない傾向がある」

「トレーニング中でも僕たちはあまり体力強化をハードにできないんだ。体重が増えしてしまうからね。これでもっとしっかりトレーニングをして、もっと食べられるようになる」

「僕たちがビール腹になるとかそんなことではないし、ただより強くなるだけだから、僕は良いことだらけだと思うよ」