インディカー・シリーズに参戦するアンドレッティ・オートスポートは、30日にアメリカ空軍の支援を受け、第103回インディ500に5台目をエントリーすることを発表。ドライバーは、6度目のインディ500参戦となるコナー・デイリーが務める。
インディカー・シリーズに、アレクサンダー・ロッシ、ライアン・ハンター-レイ、マルコ・アンドレッティ、ザック・ビーチの4台体制で参戦する名門アンドレッティ・オートスポート。
ここ数年のインディ500では抜群の強さを見せており、2014年にハンター-レイ、2016年にロッシ、そして2017年には佐藤琢磨がアンドレッティ・オートスポートから参戦しインディ500制覇という快挙を達成した。
アンドレッティ・オートスポートは、30日にアメリカ空軍をスポンサーに5台目のエントリーを発表。ドライバーにはインディアナ州出身のデイリーを起用する。
2013年にAJフォイト・レーシングからインディ500にデビューしたデイリー。2015年には、シュミット・ピーターソン・モータースポーツから5戦に参戦しデトロイトでは6位フィニッシュを果たした。
2016年からデイル・コイン・レーシングからインディカーフル参戦を果たし、翌年はAJフォイトからフル参戦。2018年はレギュラーシートを逃したが、インディ500を含む4戦に出場した。
2018年に引き続き、2年連続でアメリカ空軍の支援を受けるデイリーは、「2年連続で空軍を代表してインディアナポリス500マイルレースを戦うことを誇りに思わずにはいられないよ。このプログラムが成功するようにアンドレッティ・オートスポートのみんなが努力してくれたからここにいることができるんだ」とコメント。
アメリカ空軍は、アンドレッティ・オートスポートとアソシエイトパートナーの契約も締結。シーズンを戦う4人のドライバーとのチームワークも強化させていく。
「このパートナーシップは、我々がどのように飛び、戦って、勝利を収めるのか密接に関連している。ミッションを達成するためには、1機の飛行機を送るのではなく、複数の飛行機で打ち勝つパッケージを作り上げる。アンドレッティ・オートスポートの5台の車をスポーンサードする力は、我々がどのように任務を達成するのかと大いに関係しているよ」とアメリカ空軍のマイ.ロス・マックナイト氏はコメントしている。