ホンダは1月31日、人気のコンパクトSUVモデル『ヴェゼル(VEZEL)』に、直噴1.5リットルVTECターボエンジンを搭載した新グレードを追加。『ホンダ・ヴェゼル ツーリング・ホンダセンシング』として同日より発売する。
ホンダ・ヴェゼルは2013年12月の登場以来、SUVの力強さとクーペのようなあでやかさ、さらにミニバンに近い使い勝手の良さが市場に評価され、人気を博しているコンパクトSUVだ。ハイブリッド車とガソリンエンジン車の2タイプが設定されている同車はこれまで、すべてのグレードで1.5リットルi-VTECエンジンが採用されていた。
そんななか、ホンダは吸排気デュアルVTCを備え、優れた燃費性能とスムーズな加速を両立する直噴1.5リットル VTECターボエンジンを初採用した『ヴェゼル ツーリング・ホンダセンシング』を発表。このエンジンは『シビック セダン/ハッチバック』や『CR-V』などにも搭載されているものだ。
また、新グレードではボディ剛性が高められた他、専用仕様のパフォーマンスダンパー、エンジンと同様にヴェゼルでは初採用となるアジャイルハンドリングアシストが追加装備されたことで、ドライバーにクルマとの一体感としなやかな乗り味を提供するという。
エクステリアはクロームメッキ仕様の専用フロントグリルをはじめ、専用ヘッドライトガーニッシュ、左右2本出しのエキゾーストパイプフィニッシャーなどを装備。インテリアではブラウンを取り入れた専用コンビシートが設定され、上質な室内空間が作り出されている。
パワートレインが1.5リットルVTECターボとCVTの組み合わせとなる『ヴェゼル ツーリング・ホンダセンシング』の価格は290万3040円(税込)から。ボディカラーは“プレミアムクリスタルブルー・メタリック”“スーパープラチナグレー・メタリック”という新色を加えた全6色展開となっている。