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芦田愛菜×佐藤隆太×広末涼子が親子役で共演のラジオドラマ、NHK FMで放送

2019年01月31日 12:10  CINRA.NET

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左から広末涼子、芦田愛菜、佐藤隆太
ラジオドラマ『エンディング・カット』が2月2日にNHK FMで放送される。

同作は、理容師、美容師が故人の髪のカットやセットを行なう「エンディングカット」をモチーフに、人の死に向き合おうとする親子を描いた作品。美容師の和俊役を佐藤隆太、エンディングカットの活動を勧めた妻・奈々未役を広末涼子、和俊の活動に嫌悪感を持っている中学生の娘・結役を芦田愛菜が演じた。演出は原英輔(NHK津放送局)、作は新井まさみ、音楽は池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)が担当。

視聴者へのメッセージとして、芦田は「最初は、お父さんがエンディングカットという仕事をしていることを受け止め切れていなかった結が、受け止められるようになるまでの葛藤にも注目して頂きたいですし、エンディングカットっていう素敵なお仕事があるっていうことを知って頂くきっかけになればいいなって思います」とコメント。

佐藤は「ほんとにシンプルに物語として素敵なお話なので、ひとりでも多くの方に聴いて頂ければ嬉しいなと思います。自分自身の生き方とか、将来のこととか、命や死について考えさせられる作品だと思うので、そんなふうに考えてもらう時間を持ってもらえたらすごく嬉しいです。早くお客さんになりたいです。なんでもそうなんですけど、自分が見たい、聴きたいと思える作品に関われるってすごく役者としても幸せなことなので、とても嬉しく思っています」と述べている。

広末は「こんなに苦しく切ない話なのに、ここまで愛おしく感じられる作品は演じる側としてもそうそう出会うことがありません。ずっと思ってはいることですけど、現実っていつまでも一緒にいれると思った人がいついなくなってもおかしくない世界。だから、こういう題材を扱った作品と出会うと、伝えたいことはたとえ照れくさいことであっても伝えようという気持ちがより強くなります。聴き終わった後に、あったかい気持ちになれる作品だと思うので、ぜひ楽しみにしてほしいと思います」と語っている。