2009年のF1チャンピオンであるジェンソン・バトンは、レッドブル・ホンダで走るマックス・フェルスタッペンは、2019年にタイトル争いに本格的に絡むことができなければ、移籍を考え始めるだろうと語った。
レッドブルは長年のパートナーであるルノーと袂を分かち、2019年からホンダのパワーユニット(PU/エンジン)を搭載し、メルセデスおよびフェラーリとタイトルを争うことを目指す。レッドブル首脳陣はホンダの進歩に大きな期待を示し、新パートナーシップに関してポジティブな発言を行っている。
レッドブルは2018年にコンストラクターズ選手権3位を獲得したが、合計ポイントは419点で、チャンピオンであるメルセデス(655点)とランキング2位フェラーリ(571点)には大きく引き離されていた。2010年から2013年までコンストラクターズおよびドライバーズ選手権の両方を制したレッドブルだが、それ以来、タイトルから遠ざかっている。
「マックスのことを考えると楽ではない」とバトンはSky Sports Newsに対して語った。
「彼は常に前へ前へと進み、いつも新しいことに目を向けている。(2016年スペインGPで)レッドブルに加入すると、いきなり移籍後初レースで勝った」
「彼にとって重要な一年になる。今年も前進し続け、タイトル争いに加わる必要がある。そうでなければ、今後どこに行くべきかと考え始めるだろう」
バトンは、空力新レギュレーションが導入される2019年、レッドブルが本格的にF1タイトル争いに加わり、メルセデス、フェラーリとの3チームの戦いになることを期待している。
「F1にたくさんの変更が導入される。今のF1に必要なことだ」とバトン。
「3チームがトップ争いを繰り広げることになると僕は思っている。そうなればすごいバトルを見ることができるだろう」