加賀山就臣/Team KAGAYAMA Team KAGAYAMA(チームカガヤマ)は1月30日、2019年の活動計画を発表。全日本ロードレース選手権は津田拓也を新たに迎えJSB1000クラスにフル参戦し、浦本修充がESBKスペイン選手権(旧RFMEスペイン選手権)に継続参戦することを明かした。
2018年シーズン、チームカガヤマは、チームオーナーの加賀山就臣が全日本ロードJSB1000クラスに1台体制で参戦。浦本はRFMEスペイン選手権のスーパーストック1000にフル参戦し、主戦場を海外へ移した。
2019年シーズンは既報の通り、オーナーの加賀山がヨシムラスズキMOTULレーシングからJSB1000クラスにフル参戦することが発表されたため、チームカガヤマがJSB1000に継続参戦するか注目を集めていた。
チーム設立9年目の2019年シーズンもチームカガヤマは全日本ロードJSB1000クラスに参戦することが発表された。チーム名を『TK SUZUKI BLUE MAX』に変え、ヨシムラスズキMOTULレーシングに6年間在籍した津田を新たに起用してJSB1000クラスに挑む。津田が使用するマシンはスズキGSX-R1000、タイヤはダンロップとなる。
新チームからJSB1000に参戦する津田は「今年からTK SUZUKI BLUE MAXの一員となり、新たなチャレンジの年を迎える事ができ、今からとても楽しみです」と意気込みを語る。
「ダンロップさんとは、2012年に鈴鹿8耐、ル・マンと世界耐久選手権を一緒に戦わせて頂きました。その時の経験が今の自分を作ってくれていると思っているので、とても良い思い出があります。環境が変わる今こそ、これまでの自分を上回る最大のチャンスだと思います」
浦本は、ESBKスペイン選手権のSBKクラスに継続参戦し、スズキGSX-R1000を駆る。チームも昨年に引き続き『Team SUZUKI JEG / KAGAYAMA Racing』からエントリーする。
「今年も加賀山さんをはじめ、いつも支えてくださっている皆様のお陰で、引き続きスペイン選手権で、2年目のシーズンを迎える事ができます」と浦本。
「昨シーズンの後半戦には、トップ争いに加わることができるようになり、成績を上げていくことができたので、今年は開幕戦から、いい成績を残し、チャンピオン争いにしっかりと加わっていけるように挑みたいと思います」
「今シーズンは、自分にとって今後海外でレースをしていく為に、ものすごく重要な一年になるので、気を引き締め直して取り組んでいこうと思っています」
また、チームにとって7度目の挑戦となる、鈴鹿8時間耐久ロードレースへの参戦も予定しているというが、現時点でのライダーラインアップは未定とのことだ。