大胆なカラーリングが印象的な限定車『シトロエンC3 JCC+』 シトロエンがWRC世界ラリー選手権に投じているラリーマシンのベースにも選ばれている同社のBセグメント中核モデル『C3』に、フランスのファッションブランド、JEAN-CHARLES DE CASTELBAJAC(ジャン・シャルル・ド・カステルバジャック)とのコラボレーションによる大胆なカラーリングが印象的な限定車『シトロエンC3 JCC+』が登場。1月28日から発売開始となっている。
1978年にフランスのデザイナー、ジャン・シャルル・ド・カステルバジャックによって設立された同ブランドは、ミュージシャンのロッド・スチュアートやエルトンジョンの衣装制作、チャーリーズエンジェルのファラ・フォーセットのコスチューム、ウディ・アレンの映画『アニー・ホール』の衣装などを担当したことで世界的に名声を博した。
ポップでグラフィカルなイラストや、ラフで実用性の高いシルエット、カラフルな色使いなどが評価されているほか、軍隊用の毛布、漁網、テント地、ブランケット、スポンジなど意外性のある素材を使用した作風も特徴のひとつとなっている。
今回、シトロエンとジャン・シャルル・ド・カステルバジャック(JCC)とのコラボレーションは、2018年にショーデビューを果たしたコンセプトカー『E-MEHARI×Jean-Charlesde Castelbajac』を端緒としており、独創的かつ大胆でポップな3色のシグネチャーカラーで彩られたモードな1台に仕上げられている。
ブランドのアイコニックな3色、パッションレッド、ホープブルー、ラディアンスイエローをアクセントカラーとして採用し、ボディカラーをブラックとしたその装いは、エレガントな黒のドレスにカラフルなアクセサリーをまとったかのような佇まいを見せている。
そのカラー配置の内訳は、ルーフに赤、フロントフォグランプのベゼルの青、ミラーのイエロー、そしてC3のサイドビューで最大のオリジナリティを発揮するエアバンプにも青のアクセントを採用。
インテリアでも、インスツルメントパネルのベゼル部分に青を、ステアリングホイールのスポークとシフトレバー枠部分にイエローをあしらい、フロアマット、Cピラー、リヤゲートおよびバニティミラーにブランドロゴのマークが入り、シフトレバー基部にはシリアルナンバー入りのスペシャルプレートを配するなど、特別な仕立てとなっている。
パワートレインはPSA最新の組み合わせで、世界的に高い評価を受ける110PS/205Nmの1.2リッター直列3気筒直噴ターボ"ピュアテック"に、アイシンAW製の6速EAT6の組み合わせとなり、価格は258万円。限定100台の販売が予定されている。
シトロエン コール TEL:0120-55-4106