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【interview】元Google出身のCEOが挑む!ファンコミュニティアプリ「fanicon」で目指すファンクラブの新しい形

2019年01月30日 09:01  Techable

Techable

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ファンコミュニティといえば、これまでアーティストやアイドルのオフィシャルサイトからファンクラブという形で運営されていた。しかし、ファンレターを本当に読んでいるのか、またコンテンツもありきたりなものになってしまうなど、レガシーな側面があるのも事実だ。そんな中、今回紹介する「fanicon」は、アプリ上でファンコミュニティを形成できるサービスだ。THECOO株式会社代表の平良氏にサービスの特徴や今後の展開について話を伺った。自分の居場所を感じられるコミュニティを支援するQ1.faniconについて簡単に教えて下さい。「ファンコミュニティサービス。faniconであなたの”ホーム”をつくろう!」と伝えている通り、ファンがいるアイコンが誰でもコミュニティを作れるプラットフォームです。お金を払ってでも応援したいファンが、アイコンを中心に集い自分の居場所を感じられるコミュニティで、アイコンとファンとのリレーションがアプリ上で築けるようになっています。Q2.faniconを作った理由を教えて下さい。アイコンがコアファンと密に繋がることができる”ホーム”となるようなプラットフォームがなかったのでfaniconを立ち上げました。きっかけは、YouTuberのファンミーティングをした時に、ファンがYouTuberと直接話したいという要望が強く、またYouTuberにファン自身のことをもっと知ってもらいたいと潜在的に思っているのがわかったので、そのようなプロダクトをつくろうと思いました。コアファンとアイコンが繋がれる世界を創造するQ3.faniconでファンコミュニティを開設すると具体的にどのようなメリットがありますか?アイコンは他のSNSと違い、自分のことが好きな人しかいないSNSなので、安心して自分の姿をさらけ出せるという特徴があります。いつもの活動とは違う一歩踏み込んだ自分の姿を見せ、同じ時間やイベントを共有することで、より長くファンでいてもらい安定的な収益を得られるようにサービス設計しています。またファンは自分の好きなアイコンをより近く感じることが出来て、満足感を感じることができます。ファン同士の繋がりも生まれその空間にいること自体、楽しめるようになっています。Q4.コアなファンコミュニティに対して企業はインフルエンサーマーケティングを展開することはできますか。今のところインフルエンサーマーケティングは展開できませんが、将来的にはその可能性はあるかと思います。まずは一つひとつのコミュニティの中での「熱量」やファンへの「エンゲージメント」を考えて運営側もコンテンツやカスタマーサクセスの視点からサービスを作っていければと思います。Q5.最後に今後の展望について教えて下さい。ファンミーティングやイベントのようなオフラインの領域も含めて、コアファンとアイコンが繋がれる世界をもっと構築していく予定です。オンラインとオフラインの垣根を無くし全てをfaniconのサービスとして統一して提供していくことで、今までにない新しいファンコミュニティの形が作ることに従事していきます。faniconはITを掛け合わせてファンコミュニティを作るという観点から、コミュニティビジネスを考える上で参考にできる事例だろう。
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