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中居正広、国民的スターゆえに未経験も多い? 苦戦強いられた百貨店の高額ポイントの使い道

2019年01月30日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 中居正広の飾らないプライベートトークを届けてくれるラジオ『中居正広 ON & ON AIR』(ニッポン放送)。1月26日放送回では、年末に“使用期限の迫った百貨店のポイントをどう使い切るか”というミッションに奮闘した中居の様子が語られた。国民的スターでありながら、どこか庶民派な一面を持つ中居らしいエピソードが満載だった。


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 誕生日やお別れ会など大切な人に贈り物をすることが多い中居は、知らず知らずに1年間で5~6万円分のポイントが貯まっていたという。ちょうど直近でプレゼントする機会があったことから、ブランドのネクタイを購入することに。品揃えは路面店のほうがいいとは思いつつ、目当てのブランドが入っている百貨店へ。しかし、いざお会計のタイミングで、そのブランド店ではポイントカードが使えないことが判明。「いや、言ってよ、先に~!」。引くに引けなくなった中居は、結局現金で購入することに。


 「すいません、恐れ入ります……このカードって、この百貨店の、どのお店でも使えるんじゃないんですか?」。プレゼントでポイント消費作戦の出鼻をくじかれた中居は、その足で総合カウンターに向かい、ポイントが使える売り場を確認。言葉遣いこそ立派な紳士だが、素直に教えを乞う姿が、まるで“はじめてのおつかい”のようで微笑ましい。


 「どうしようかなー。あと5~6万残ったまんまだから。でも、なんか買おうと思って、とりあえず、その百貨店の7階から1階までエスカレーターでぐり~んぐり~ん……」。うろうろと買いたいものを探しまわる中居。そして、取り立てて欲しいものがないことに気づく。涙声(演技)で、「ハァ~、俺。5~6万円のものじゃ、もう満足のできない体になってしまった……。俺は、5~6万円のポイントをもう何も欲してない脳になってしまった……お前は、どんな人間になっちまったんだ……」と嘆き、「自慢にもならない。情けない……」と落胆。


 なんとか脳内をフル回転させて「あ、そうだ! コードレス掃除機ほしい!」とテンションが上がったかと思えば、百貨店に売ってなかったことを思い出し、「……もう、ない」とガックリ。そんな一喜一憂する姿が容易に想像できて、おかしい。「本当にほしいものじゃないと、買う商品にも申し訳ない。百貨店にも、その店員さんにも。変な話、このポイントの、このプラスチックのカードにも申し訳ない」とまで、自らの正義感でどんどん自分を追い込む中居。


 悶々と考え続け、「あったーーー!」と見つけ出した“ほしいもの”は、なんとパンツ。ブランドもののパンツを大量に買えば、それなりの値段になるだろう作戦だ。もちろん、今度はポイントが使えるか電話で確認する。同じミスは繰り返さない。そして14個もの、いいパンツに加えて「ちょっとあったかいお部屋用靴下を2足」を持って、いざレジへ! すると、お会計は約2万8千円。「やっべー! まだ3万以上余ってるー! これはギブだ! ギブ、ギブ、ギブ、ギブ!  俺もう、欲しいものないって」と振り出し状態に。


 さらに考え込むと、またまた「あったーー!」とひらめく。年末年始用に大量の食品を買おうというのだ。もちろん、食品もポイント利用可能かと百貨店に確認も忘れない。すると、レストラン街でも使えるという耳寄り情報もゲット。「よっしゃーーー!」体型維持を考えなければ、1食でごはん2合はいけるという食欲旺盛な中居は、嬉々としてレストラン街へ。


 「天ぷら食べてお酒飲んで~、なんか日本酒とか飲んで、すんげぇー酔っ払ってきちゃって……で、ちょっと腹減ったなーと思って。隣りのお寿司屋さん行って、なんか食って。また“日本酒もらえますかぁ?”なんつって。全部、ポイントカードで。これ最高! と思って」と、ポイントでまんぷく大作戦が見事成功。


 ほろ酔い気分で、余ったポイントを手に食品売り場へ。「たっけぇ~! これ。買っちゃえ~!」と、2,800円くらいのカニ、700円くらいのタラ、3,000円くらいの巨大ちらし寿司、2,000円くらいのイチゴ、240円のレモンをノリノリで購入。だが、超高級マグロの赤身3切れで2,600円という衝撃的な値段を見て「……申し訳ない……これはポイントも申し訳ない」と我に返り、酔っていても信念に反するものには手を出さないところが中居らしい。


 それでも1万円分のポイントが余った中居は、少し外へ出てクールダウンしようと、購入した大量の食材を預かってもらえる総合カウンターへ。すると、そこで最後の“あったー!”が舞い降りる。「ウイスキー買うべーーッ! ウイスキー! ウイスキー!」。4,000円くらいのいいウイスキーを2本購入し、結局2,000円分は現金で支払うことになったが、「いいっす、いいっす~! つって!」と陽気な声色で締め、満足のいく買い物ができたようだ。


 2018年は、ひとり飲みデビューをしたり、初めてケータイショップに行ったり、そして初めて百貨店のポイントで食材を大量購入したりと、何かと初体験が多かった中居。スターゆえに未経験であることが多く、その視点や気付きが一般人からすると実に新鮮で笑えるのだ。2019年も、中居の“はじめて”話がたくさん聞けることを、心から楽しみにしている。(文=佐藤結衣)