1月26日にスタートした2019年ロレックス・デイトナ24時間は、27日未明に降り出した雨の影響で赤旗中断となっている。
アメリカ・フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われているデイトナ24時間は、スタートから15時間30分を迎える直前に11回目のフルコースイエロー(FCY)が出された。
トミー・ミルナーがドライブするコルベット・レーシングの4号車シボレー・コルベットC7.Rが1コーナーのタイヤバリアに激しく衝突したことに端を発したこのFCYはその後、1時間以上にわたってセーフティカーが隊列を先導するロングコーションとなった。
そんななか、レースコントロールはスタートから16時間47分を迎えたタイミングでレッドフラッグを提示。悪天候によるトラックコンディション不良を理由にレースを中断させている。
レース時間残り7時間13分時点での各クラス首位はおおむね16時間経過時と変わらず。最高峰DPiクラスがコニカミノルタ・キャデラックの10号車キャデラック、LMP2クラスはドラゴンスピードの81号車オレカ07・ギブソン、GTLMクラスはリシ・コンペティツィオーネの62号車フェラーリ488 GTEだ。
唯一トップが変わっているのはGTDクラスで、赤旗の直前にピットインしたメルセデスAMG・チーム・ライリー・モータースポーツの33号車メルセデスAMG GT3に代わって、マイヤー・シャンク・レーシングの86号車アキュラNSX GT3が暫定首位に立っている。
依然として上空は厚い雲に覆われ、雨脚も強い状態が続く。そのためレース再開時間は現時点で未定となっている。