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長島有里枝が写真とテキストの関係性を探る個展開催、全盲の女性との対話などから着想した作品も

2019年01月25日 18:23  Fashionsnap.com

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展覧会ヴィジュアル Image by: 横浜市民ギャラリーあざみ野
横浜市民ギャラリーあざみ野で、写真家 長島有里枝の個展「長島有里枝展 知らない言葉の花の名前 記憶にない風景 わたしの指には読めない本」が開催される。会期は1月26日から2月24日までで、入場料は無料。

 長島は1973年生まれ。家族などの身近な人との関係性やアイデンティティーをテーマに、写真作品のほか女性にフォーカスしたインスタレーション作品などを発表している。主な受賞歴は「アーバナート#2」展 パルコ賞(1993年)、第26回木村伊兵衛写真賞(2001年)。2010年には著書「背中の記憶」で第26回講談社エッセイ賞を受賞した。
 今回の個展では、横浜市民ギャラリーあざみ野が現代の写真表現を紹介するシリーズ「あざみ野フォト・アニュアル」の企画展として開催。長島が写真表現に対して抱いている疑問や、「背中の記憶」の通読を依頼した全盲の女性との対話などから着想した作品のほか、過去の未発表作品やインスタレーション作品などを展示し、「写真」と「テキスト」の新たな関係性を探るという。会期中、長島とエッセイスト少年アヤとの対談や鑑賞ツアーなどが開催される。
■長島有里枝展 知らない言葉の花の名前 記憶にない風景 わたしの指には読めない本会期:2019年1月26日(土)~2月24日(日)場所:横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室1住所:横浜市青葉区あざみ野南1-17-3開館時間:10:00~18:00休館日:1月28日
■関連イベント対談「言葉の力とその限界」日程:2月23日(土)時間:15:00~16:30登壇:長島有里枝、 少年アヤ(エッセイスト)定員:80人程度
「アートなピクニック―視覚に障がいがある人とない人が共に楽しむ鑑賞会」日程:2月9日(土)時間:14:00~16:00定員:10人
参加方法:展覧会ページの専用フォームから申し込み
展覧会ページ