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スーパーGT:EIcars BENTLEY、2018年限りでのモータースポーツ活動終了を発表

2019年01月25日 15:11  AUTOSPORT web

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GT300クラスに参戦していたEIcars BENTLEY GT3。2019年はこの走りが見られなくなってしまった。
2017年からスーパーGT GT300クラスにベントレー・コンチネンタルGT3で参戦していたEIcars BENTLEYは1月25日、2018年をもってモータースポーツ活動を終了すると発表した。

 EIcars BENTLEYは、愛知県を中心にフォルクスワーゲンやアウディ、BMW、さらにベントレー、ロールス・ロイスを扱う株式会社アイカーズが母体となって結成。2017年にスーパーGTでは初登場となるベントレー・コンチネンタルGT3を持ち込み、井出有治と阪口良平のコンビで2年間参戦した。

 ブランパンGTシリーズやニュルブルクリンク24時間等で活躍したベントレーだけに、日本でもその活躍が期待された一台だったが、参戦当初からブレーキをはじめ日本、特殊なタイヤを使うスーパーGTへの対応に苦しみ、シーズン途中には本国イギリスからMスポーツのスタッフが駆けつけるなど、戦闘力アップが図られていた。

 シーズン2年目も井出と阪口のコンビは継続され、第5戦富士にはファクトリードライバーのジュール・グーノンを招聘したり、Mスポーツのサポートも行われ、第5戦では13位に入ったが、これが2年間の最上位となった。

 流麗なコンチネンタルGT3、ワークス譲りのカラーリング、さらに名古屋で活躍するアイドルグループ、OS☆Uをレースクイーン『EIgirls』として起用するなど、多くの話題を提供してきたEIcars BENTLEYだったが、25日、「アイカーズのレース活動は2018年を持って終了いたします。二年間応援して頂きありがとうございました!」と告知した。

 2019年のGT300クラスは車種の増加も期待されているが、これで1車種が姿を消すことになってしまったのは残念なところ。近いうちの復活を待ちたい。