F1公式タイヤサプライヤーのピレリが、2021年からF1に導入する予定の18インチのF1タイヤを、2019年からコース上でテストする見通しであることが分かった。
FIAは、現在13インチのホイール径を2021年から18インチに変更するなど、新タイヤレギュレーションを導入する意向を示している。ピレリはこれに同意した上で、F1との2023年末までの新契約を昨年結んだ。
F1タイヤの18インチ化は以前から検討されており、2014年には実際にロータスのシャルル・ピックがコース上で走行を行った。
Speed Weekによると、ピレリのカーレーシング部門責任者のマリオ・イゾラは、2019年シーズン中から各チームの協力のもとで翌年用のタイヤテストを行う一方で、7月ごろには2021年の準備もスタートすると述べたという。FIAは2021年からタイヤの仕様変更とともにタイヤウォーマーを廃止するプランも立てており、チーム側は大きな変化に対応する必要に迫られる。