2019年のWRC世界ラリー選手権は1月24日、開幕戦となる第1戦モンテカルロ直前のシェイクダウンが行われ、クリス・ミーク(トヨタ・ヤリスWRC)がトップタイムをマークした。
11月に行われた2018年シーズン最終戦から約2カ月のインターバルを経て開幕するWRCの2019年シーズン。開幕戦の舞台はシリーズのなかでも長い歴史を誇る伝統の1戦、ラリー・モンテカルロだ。
オープニングステージとなる現地時間19時38分(日本時間25日3時38分)のSS1前、最後の走行チャンスとなるシェイクダウンは現地10時(日本時間18時)より3.35kmのルートで行われた。
青空が広がるコンディションのなか行われたシェイクダウンで、ミークは3回目の走行で1分56秒8のベストタイムを記録。暫定トップにつけていたセバスチャン・オジエ(シトロエンC3 WRC)を0.1秒上回り、シェイクダウントップにつけた。
オジエに続く3番手タイムはエサペッカ・ラッピ(シトロエンC3 WRC)が記録して、シトロエンが2~3番手を確保。4番手にはオット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)、5番手にヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)とトヨタ勢が続いている。
2018年シーズン中盤まで選手権をリードしたティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)は1分58秒4がベストタイムで6番手。この2019年からヒュンダイに移籍したセバスチャン・ローブ(ヒュンダイi20クーペWRC)は1分59秒7で10番手だった。
シェイクダウン1回目の走行はWRC公式フェイスブック上でライブ配信されており、公式YouTubeチャンネルなどにはアーカイブ映像が投稿されている。