エアトリは1月24日、携帯料金の値下げに関する調査の結果を発表した。10~70代の男女1154人のうち94.7%は、携帯各社が料金の値下げを検討していることを知っていると回答した。
また携帯料金が値下げされれば「嬉しい」という人が92%に上った。回答者からは、
「夫婦揃って年金生活。携帯の使用料を出来るだけ安くする為、極力使用しないようにしています」(70代男性)
「これを機に、複雑な料金プランもシンプルにして欲しい」(30代男性)
と歓迎の声が寄せられている。
浮いたお金の使いみち、1位貯蓄、2位食費
一方、「嬉しくない」という人からは、「携帯料金が下がっても端末代金が割引されないなどの懸念もある。通信料金を下げたいのならば格安simにすればいいと思う」(20代男性)という意見も出た。
また「5G等の技術革新や、災害対策などへの投資にブレーキがかかってしまうのではないか」(40代男性)、「極端な値下げはセキュリティや設備維持等に不安があります」(50代女性)と懸念する人もいた。料金を値下げすることで技術革新への投資や設備維持の費用まで削減されてしまっては困る、ということのようだ。
現在の携帯料金が4割値下げされたら、料金は妥当になるという人は38.6%に留まり、それでもまだ高いという人が53.7%に上った。
携帯料金が値下げされたら、浮いたお金を何に使うか聞いたところ、貯蓄が45.8%で最も多く、次いで食費(34.9%)、旅行(33.2%)と続いた。