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カジサック(キングコング梶原)、垢BAN騒動渦中のラファエルと“恩返し”の緊急生配信 「僕は師匠やと思ってるんで」

2019年01月24日 11:32  リアルサウンド

リアルサウンド

 YouTuberとして精力的に活躍中のキングコング梶原雄太=カジサックの公式チャンネルで23日、アカウント削除騒動で話題の人気仮面YouTuber・ラファエルを招いた緊急生配信が行われた。


(参考:垢BANされた仮面YouTuberラファエル、メインチャンネル切り替え登録者55万超え 謝罪動画で今後に言及) 


 冒頭、ラファエルと同じ仮面で登場したカジサックは、「恩人のチャンネル、BANされた」と一言。ラファエルは「ふざけすぎですよ、ほんまに(笑)」とツッコむ。緊張感も漂うなかで、和やかなムードを作り上げる、芸人らしい気遣いだ。


 カジサックはYouTuberデビュー以前からラファエルにアドバイスを受けており、動画の毎日投稿を始めた2日目に、動画でコラボも行なっている。挨拶の後は一転、真面目な表情で、「僕がカジサックになったのはラファエルさんのおかげというか、恩人だと思っているんですね。そこで、何か少しでも僕ができること、お力に慣れることがあったらなと思って」と、緊急生配信の意図を明かした。ラファエルによれば、22日にチャンネルが削除された後、一番に連絡を寄せたのがカジサックだったという。


 チャンネル削除の理由について、ラファエルは「一言でいうと、(YouTubeの)ルールを逸脱した、ということです」と説明。いわく、ボクシングでタックルや寝技を使うようなエッジのある企画を送り出し続けており、一部の視聴者には高い人気を誇るが、反面、それを不快に思う人もいる、という状況が続いていたとして、反省の弁を述べていた。


 カジサックはファンも、そして自分も気になることとして、今後の活動について聞く。するとラファエルは、「アダルト系の動画をやり過ぎていた。小さい子どもも見られるYouTube上でやったらダメなので、自分でキャバクラとか経営しようかなと……」と語り、カジサックに「経営とかええねん、動画で何をしていくか」とツッコまれていた。気を取り直して、ラファエルは「ルールはルールとして必ず守る」と、エッジの立ったトークや企画構成という自身の強みは今後も活かしながら、クリーンな活動をしていくことを宣言。カジサックも、「僕は信じてますよ。(チャンネルが削除されたときは)久しぶりに涙が出るくらいショックで。偉そうに聞こえたら申し訳ないけど、変わって復活してください。僕は恩を返し続けたいし、師匠だと思ってるんで」と熱いメッセージを送った。


 最後にはラファエルも、「一番に連絡をもらって、昨日の今日で生配信。絶対に忙しいのに、めっちゃありがたいです」とカジサックへの感謝を語り、ファンや企業、周りのクリエイターに心配をかけたことを謝罪。これまでは、誰がやっても注目を集めるような強い企画で勝負していたが、今後は自分の人柄も見せながら、誰とでもコラボができ、胸を張って「YouTuberやってます」と言えるような内容を目指していくと語った。


 二人で深々と頭を下げ、終了した今回の生配信。盟友の人気YouTuberヒカルが応援動画を投稿し、SNS上では関係の深いYouTuberから“愛のあるいじり”を受けるなど、今回のチャンネル削除であらためてその存在感を示しているラファエルが、今後どんな動画を展開していくのか、期待が高まる。また、YouTubeにしっかり根を張り、フットワークの軽い活動を続けるカジサックが、目標とするチャンネル登録100万人をどんな形で実現するのか、こちらにも注目したいところだ。


(向原康太)