2018年のインディカー・シリーズの6戦を戦ったジャック・ハーベイが、2019年も引き続きマイヤー・シャンク・レーシングからインディ500を含む10戦に参戦することが発表された。
22日、マイヤー・シャンク・レーシングは2018年も起用したハーベイをドライバーに、さらにアロウ・シュミット・ピーターソン・レーシングをテクニカルパートナーとしてインディカー10戦に参戦することを明らかにした。
オハイオをベースにスポーツカーレースなどで活躍を見せるマイケル・シャンクス・レーシング。インディカーでの次なるステップを模索しており、2019年はアメリカやカナダで通信衛星を使用した放送事業会社のシリスXMの最高責任者を務めるジム・マイヤーと組んで、マイヤー・シャンク・レーシングとして新たな一歩を踏み出すこととなった。
インディ500を含む10戦に参戦するマイヤー・シャンク・レーシング。ドライバーは引き続きハーベイが務める。2018年に6戦を戦った彼は、ロングビーチ戦での12位が最上位で、インディ500では予選31番手で決勝に進み16位でレースを終えた。
「とてもコントロールされている成長プラットフォームに取り組んできた。我々ができる以上のことを約束するわけではないんだ。10戦に参戦することができ、パートナーたちにはとても感謝している。今すぐにステップアップしてトップ10に入れる強さを示す必要がある。それを可能にする、すべてが整ったと思っているよ」とチームオーナーのマイケル・シャンクはコメント。
イギリス・バシンガム出身のハーベイ。引き続きインディカーへの参戦に喜びを語る。
「継続性やより多く参戦でき、テストも増えることは素晴らしいことだね。プログラム全体が広がり、最終的なリザルトが少しでも改善されることを期待しているよ。僕たちは素晴らしい可能性を示したと思っているが、うまくいかなかったこともあった」
「予選でトップ12に残りレースでトップ10に向けてレースをすることができれば、チームと自分が素晴らしい仕事をしつづけて、いい結果を収めることができると思っているよ。トップ10は素晴らしい場所であるべきなんだ」
このオフには食事とトレーニングで10キロ近くダイエットしたハーベイは、「どれほど真剣に受け止め、成功したいのかをみんなに見せたかった。F3のオーナーであるマーク・モーガンに感謝をしたいね」とコメント。
2019年に彼らが目標を達成することができたら、2020年からフルタイム参戦を目指すだろう。