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垢BANされた仮面YouTuberラファエル、メインチャンネル切り替え登録者55万超え 謝罪動画で今後に言及

2019年01月23日 16:32  リアルサウンド

リアルサウンド

 1月22日、YouTubeチャンネルのアカウントが削除され、大きな話題になった人気YouTuberのラファエル。同日、サブチャンネルに謝罪動画をアップし、23日15時現在で、チャンネル登録者は55万人を超えている。ファンの熱い支持があらためて明らかになった。


(参考:カジサック、チャンネル登録100万人までの道のりは? 2018年の活動を振り返る) 


 チャンネル開設と同時に投稿された動画「アカウント削除について、誠に申し訳ございませんでした。」でラファエルは、「クマと戦ってみた、ランボルギーニで引かれてみた、他人の後頭部をバットでフルスイングで殴ってみた結果などの過激な動画は一切やめ、クリーンで夕飯時に家族の人が揃って見れるような動画を目指します」とコメント。今回のアカウント削除は、暴力的に見えるコンテンツに対する警告だったのかもしれない。


 2018年にも、大手と言えるDJ集団YouTuber・レペゼン地球がアカウントを削除されており、こちらも同様に、YouTubeのコミュニティガイドラインに反すると判断される動画があったことがその理由だったようだ。ガイドラインの内容は、以下の通りとなる。


・ヌードや性的なコンテンツ
・有害で危険なコンテンツ
・不快なコンテンツ
・暴力的で生々しいコンテンツ
・嫌がらせやネットいじめ
・スパム、誤解を招くメタデータ、詐欺
・脅迫
・著作権センター
・プライバシー
・なりすまし
・子どもの安全
・その他のポリシー


 以上の内容を含むと判断される動画をアップロードし、3回の違反警告を受けると、アカウントが停止されるという。ラファエルは今回の動画で、これまでの動画について、一部「お父さんが子供や奥様の目を盗んでこそこそ視聴するような動画」があったと語っており、確かに人々の関心を集める、刺激的な動画が少なくなかった。


 盟友であるYouTuberヒカルも、今回の件で「【拡散希望】皆さんにお願いがあります」という動画を投稿し、ファンにラファエルのチャンネルを再登録してくれるよう呼びかけている。さらに「ヒカル・ラファエルウィーク」を実施し、事務所の垣根を超えて、ラファエルとのコラボ動画を強化すると発表。チャンネルを従来通りに盛り上げられるよう、協力を惜しまないことを明かした。


 YouTubeの動画に対する規制強化には賛否両論あるが、それだけYouTuberが市民権を得て、影響力を持ち始めた証左とも言えるだろう。万人に楽しめて、かつ刺激的で注目を集める動画をいかにして作るか、人気YouTuberたちは知恵を絞っている。企画力に定評のあるラファエルが今後どんな動画を展開していくか、注目したい。


※初出時、「新規チャンネルを開設」と記載しましたが、メインチャンネルと同時に運用されていたサブチャンネルをメインに切り替えた、というのが正確でした。訂正してお詫び申し上げます。


(編集部)