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クリス・ブラウン 「性的暴行被害」主張の女性を訴える構え

2019年01月23日 15:52  Techinsight Japan

Techinsight Japan

「全てデタラメだ!」身の潔白を主張したクリス・ブラウン
2009年に当時交際していた歌手リアーナを暴行したとして逮捕された歌手のクリス・ブラウン(29)。あれから10年が経つも“DV男”のイメージが払拭できていないクリスが現地時間21日、フランスのパリにて性的暴行の疑いで拘束された。しかしクリス本人は容疑を否定しており、相手の女性を訴える構えのようだ。

このたび警察に届けを出した女性は、現地時間15日夜から16日の朝にクラブ「Le Crystal」でクリス・ブラウンとその友人らに会い、全員で「マンダリン・オリエンタル・ホテル」に行くが、そこで性的暴行を受けたと主張している。クリスと他2人は現地時間21日に拘束されたが、3人は翌日に釈放されたという。

しかしクリス・ブラウン本人は、インスタグラムに「はっきりさせたいんだけど…これは事実ではないし、全てデタラメだ! ぜぜぜぜったたたたたいいいいいいににににに!!!!!!! 僕の娘と家族に誓ってね。これは侮辱で、僕の性格にもモラルにも反している!!!!!!」と容疑を完全に否定。また『Complex』が公開した「クリス・ブラウンが性的暴行容疑で逮捕された後、告訴されることなく釈放された」という記事のスクリーンショットを投稿して、無実を主張した。

そして、クリスのパリの弁護士ラファエル・シーシェ氏も『TMZ』に「クリス・ブラウンは自由です。彼に対して訴訟は起きていません。彼は虚偽の告発をされたとして、明日に女性を名誉棄損で告訴する届をパリの検察側に提出する予定だそうです」と表明し、名誉を傷つけられたことで戦っていく姿勢を見せた。

2012年にグラミー賞最優秀R&Bアルバム賞を受賞し、インスタグラムに5000万のフォロワーを持つクリス・ブラウン。輝かしいキャリアの一方で、私生活ではトラブルが絶えず、何度もメディアに取り上げられてきた。昨年5月には女性がクリス主催のパーティーに行き、クリスの友人2人から性的暴行を受けたとしてクリスを訴えていた。また、その1か月後にカサンドラという女性がパーティーでクリスに会った時に殴られたとして接近禁止命令を申請。さらに昨年7月には、2017年4月のクラブでのカメラマン暴行事件に関わっていたとして逮捕されている。しかも同年12月には、長女のロイヤルティちゃんが希少な猿を抱っこする動画をインスタグラムに投稿したことから、無許可で動物を飼育した2件の軽犯罪法違反の容疑で最大6か月の禁固刑と1000ドル(約11万円)の罰金が科される可能性があることが伝えられていた。
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)