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DSテチーター、フォーミュラE史上初のワン・ツー飾ったサンティアゴへ。ロッテラーは初優勝狙う

2019年01月23日 15:31  AUTOSPORT web

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フォーミュラE シーズン5(2018/19年)開幕戦ディルイーヤE-Prix アンドレ・ロッテラー(テチータ)
1月26日(土)に開催されるフォーミュラEのシーズン5(2018/19年)第3戦サンティアゴE-Prixを前に、DSテチーターのジャン-エリック・ベルニュとアンドレ・ロッテラーが意気込みを語った。

 シーズン5のサンティアゴE-Prixは、14のコーナーからなる全長2.4kmの新しいコースで開催される。ターン11は、シーズンの中でも最長となる485mのコーナーだ。路面状況はターマックとコンクリートが混ざったもので、ベルリンのコースと似ている。

 シーズン4(2017/18年)のサンティアゴE-prixは、ベルニュが優勝、ロッテラーが2位と、DSテチーターがフォーミュラE史上初となるワンツーフィニッシュを飾ったレースだ。


 そのベルニュは今週末開催されるレースを前に、2018年のレースは今でも信じられないようなものだったと振り返った。

「昨シーズンのサンティアゴでのレースはクレイジーだった。1年後にそれを振り返ってみても、僕たちのような小さなカスタマーチームがフォーミュラEで初めてワンツーフィニッシュを達成したなんて、まだ信じられないよ」

「今回は新しいサーキットでレースをすることになる。僕は可能な限りベストを尽くすつもりだ」

「サンティアゴに来るのはこれが2回目だけど、僕はこの雰囲気も街も大好きだ。戻って来ることができて嬉しいよ」

 一方ロッテラーは、父親の故郷に近いサンティアゴで、フォーミュラEでの初優勝を目指すと話した。

「チリに向かうのが待ちきれない。僕はこの場所がとても好きだし、父の出身地であるペルーにも近いので、心の中ではここを特別な場所だと思っている」

「僕たちのマシンには信じられないほどのペースがあり、これ以上ないくらいにフィーリングも良い。初優勝に向けて懸命にプッシュしていくし、サンティアゴは僕らにとってまた良いレースになるだろう。新しいコースでのレースだけど、僕たちはできる限りの準備をしてレースに向かう」