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キャデラック、『CTS』『XT5』『エスカレード』の主力3車種を一部改良し機能強化

2019年01月23日 07:01  AUTOSPORT web

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『SRX』後継車種として2016年に登場した『XT5クロスオーバー』
GMゼネラル・モーターズの高級車ブランド『キャデラック』で日本上陸を果たしているモデル群のうち、セダン、クロスオーバー、フルサイズSUVの代表的車種となる『CTS』、『XT5クロスオーバー』、そして『エスカレード』の3モデルが一部仕様変更と価格改定を受け、最新モデルに進化。1月17日より発売が開始されている。

 先代の『SRX』後継車種として2016年に登場した『XT5クロスオーバー』は、キャデラックの新しい英数字命名体系を用いる2番目のモデルとして、2017年に日本初上陸。

 Dセグメントベースながら北米を出自とするだけにその体躯は大きく、全長4825mm、全幅1915mm、全高1700mmのスリーサイズに、ホイールベースは2860mmに達するなどサイズを活かした優雅なデザインと室内空間が特徴のラグジュアリー・クロスオーバーとなっている。

 日本では3.6リッターV型6気筒自然吸気に8速ATを組み合わせるAWDモデルの2グレードが導入されているが、ラグジュアリー、プラチナムの双方にGen2(第2世代)のワイヤレスチャージャーシステムを搭載し、Apple iPhone8、8 Plus、X、XS、Xs Maxに対応。

 また、上級のプラチナムでは『エスカレード』と同様に内外装のカラー構成の一部が変更され、エクステリアカラーにダークモカメタリック、レッドホライゾン・ティントコートが新色として追加設定されている。

 同じく、フラッグシップとなるフルサイズSUVの『エスカレード』では、ボディカラーに北米のイメージカラーとして広告、SNS、動画展開をしているダークアドリアティックブルーメタリックが追加され、内外装の組合せにこだわりたいカスタマーの要望に応える改良が施された。

 この2015年登場の6.2リッターV8搭載の最高級SUVは、さらにキャデラックのアイコンであるバーチカル(縦方向)を基調にしたDRLを採用し、アクセントにするとともに日没や視界不良の状況でも被視認性を高めてアクティブセーフティ性能が強化されたほか、エンジン停止時にリヤバンパーからキャデラッククレストロゴが照射される演出を追加するなど、よりエクスクルーシブ性を強調する機能が備えられた。

 そしてセダンの主力モデルとなるEセグメントの3代目『CTS』を含め、この3車種すべてに“キャデラックメンテナンスケアプログラム”を標準化。これは新車登録日から3年間、または走行距離10万kmまでのメーカー指定点検整備とメンテナンスをパッケージしたプランとなり、2回の法令12カ月点検(車検を除く)をはじめ、定期交換部品や消耗品の交換が可能となっている。

 ぞれぞれ仕様変更を受け、より充実したラインナップとなった3モデルの価格は、『CTSプレミアム』が720万9000~756万円。『XT5クロスオーバー』が680万4000~766万8000円。そして7人乗り、8人乗り仕様が選択可能な『エスカレード』は、ともに1371万6000円となっている。
GMジャパン・カスタマー・センター:0120-711-276