トップへ

「ゾゾタウン」が2018年最も利用率が伸びたECアプリに、10代では約2倍の増加

2019年01月22日 20:43  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

10代の各種アプリの利用状況 Image by: マーケティング・リサーチ・キャンプ
マーケティングリサーチに関する情報サイト「マーケティング・リサーチ・キャンプ(Marketing Research Camp)」が、「Eコマース&アプリコマース月次定点調査」の2018年総集編を発表した。ECアプリの利用者の増加率ランキングの1位は「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」で、2017年4月から2018年12月までの1年9ヶ月で約1.6倍増加し、利用率は22.6%に上昇。特に10代の利用率においては同期間で18.5%から37.5%に伸長した。


 同調査は2017年4月から2018年12月までの期間、全国の17歳から69歳の男女1,100人を対象に実施。ゾゾタウンのほか、アマゾンや楽天市場、Yahoo!ショッピング、ベルメゾンネット、ヨドバシ・ドット・コム、ニッセン、イトーヨーカドー、ポンパレモール、ベイス(BASE)の主要10サイトの利用者数の推移を発表した。最も利用率が高かったのはアマゾン(65.8%)で、2位は楽天市場(56.0%)、3位はYahoo!ショッピング(42.9%)だった。利用者の増加率ではゾゾタウンに続き、Yahoo!ショッピング(5.1%増)とベイス(2.1%増)が勢いをみせた。
 ECサイト利用時の端末についてはパソコンが7.3%減の58.0%だったのに対し、スマートフォンは9.1%増の42.8%だった。また、スマートフォンからECサイトを利用する際に「インターネット」と「アプリ」のどちらで頻繁に購入するかの項目では、アプリが63.4%と過半数を占め、アプリからのEC利用が浸透したことを示した。
 CtoCサービスの利用率では、メルカリが14.3%増の45.3%、ラクマが6.5増の19.2%となった。