近ごろ「デジタル・ウェルビーイング」という言葉を頻繁に耳にするようになってきた。健康や社会生活などを損なうことなく、いかに健全な距離を保ちながらデジタルデバイスと付き合うかを念頭につくられた言葉だ。
そしてデジタル・ウェルビーイングをサポートしようと、デジタルデバイスの使用状況を確認できる無料アプリ「ActionDash」がリリースされた。・全Android端末に対応Appleは、端末の使用時間を知らせる「スクリーンタイム」機能をiOS 12に搭載した。また、Googleもデジタル・ウェルビーイングアプリを展開しているが、このアプリはAndoroid Pを搭載したスマホに限定している。
そこで、ActionDashの出番。こちらは、Lollipop以降の全Android端末で利用できる。・アプリごとの使用時間を表示何ができるかというと、まずはスクリーンタイムの表示だ。昨日と比較してどうだったのか、ということもわかる。
それから、どのアプリにどれくらの時間を費やしたのかという、スクリーンタイムの詳細もつまびらかにされる。これにより、スクリーンタイムの半分がYouTubeだったとか、ノーティフィケーションの利用が50回あった、などといったことがわかる。
通話にSNS、動画閲覧など、端末で行うこと全てが記録されるのでプライバシーの確保が気になるところだが、開発元はそうしたデータが開発元やサードパーティーに送られることはない、としている。
アプリは現在無料(バックアップのサポートなど一部機能は有料)で、Google Play Stationでダウンロードできる。
ActionDash