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バサースト12時間:最終エントリーは41台。千代勝正&松田次生は35号車GT-Rで参戦へ

2019年01月21日 17:41  AUTOSPORT web

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2018年リキモリ・バサースト12時間のレース序盤。同レースのスタートは夜明け前だ
1月18日、リキモリ・バサースト12時間は2月3日に決勝が行われる同レースの最新エントリーリストを公開。28台のFIA GT3カーとカップカー3台、FIA GT4カーが6台、地元オーストラリアのマルクカーズが手がけるプロダクションカー4台からなる都合41台のマシンと各チームのドライバーラインアップが明らかになっている。

 開催まで約2週間に迫った19年のバサースト12時間。オーストラリア・バサーストに位置するマウント・パノラマ・サーキットで開催される同イベントは、今季もSROモータースポーツグループが主宰するIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジの開幕戦として実施される。

 そんなバサーストのエントリーは昨年12月に暫定版が出されており、その際の合計出走台数は43台だった。

 しかし、今回のリストではそのなかから、カップカーで争われるBクラスのオントラック・モータースポーツ(52号車ポルシェ911 GT3カップ)と、GT4カーが集まるCクラスからジネッタ・オーストラリア(54号車ジネッタG55 GT4)という2台が姿を消している。

 一方、2年ぶりに復帰したニッサンを含む10の自動車メーカーのGT3カーが集結したAクラスは計28台をキープ。

 今回発表されたドライバーラインアップではIGTCチャンピオンのトリスタン・ボーティエ(サンエナジー1・レーシング)をはじめ、ル・マン24時間総合優勝ドライバーのロマン・デュマ(EBM)とマルク・リーブ(ブラックスワン・レーシング)、VASCヴァージン・オーストラリア・スポーツカー・チャンピオンシップのスタードライバーであるジェイミー・ウィンカップ(メルセデスAMG・チーム・ボーダフォン)など、世界の名だたるスポーツカードライバーが名を連ねた。

 そんななか、日本のモータースポーツファン注目のKCMGは、35号車ニッサンGT-RニスモGT3に千代勝正、松田次生、ジョシュア・バードンの3名を起用した。また、僚友18号車GT-Rにはアレキサンドレ・インペラトーリ、オリバー・ジャービス、エドアルド・リベラッティという布陣を敷いている。

 この他のチーム、ドライバーラインアップ一覧はリキモリ・バサースト12時間の公式ページまたは、エントリーリスト(PDF)をチェックしよう。