メルセデスのバルテリ・ボッタスは、イギリス・ブラックリーにあるチームのファクトリーを訪れ、新鮮で前向きな気持ちを持って2019年シーズンを始動した。
期待外れに終わった2018年シーズンは、不運とパフォーマンス不調の双方に見舞われたため、最終的にボッタスはチームメイトのルイス・ハミルトンのサポート役という辛い役目を務めなければならなかった。そのため彼は、2019年シーズンの重要性を認識している。
2019年のシートを獲得できず、メルセデスのリザーブドライバーとなったエステバン・オコンが後ろに控えていることもあって、29歳のボッタスは逃げ場のない場所からシーズンをスタートさせることになる。だが、数週間の休暇を取ったことで彼は元気を取り戻したようだ。
「良い休みだった。サンタクロースに会いにフィンランドへ行ったよ」とヒゲを生やし、陽気な様子のボッタスは語った。
「南米のチリとアルゼンチンにも行った。楽しい休日だったし、F1から離れていたのもよかった。新しい年に向けて完全に充電できた」
「ここに戻って来ることができて嬉しい」
「すべてが、僕が前回12月に来たときのままだ。誰もが新しいマシンのために懸命に仕事をしている。僕たちの進歩を目にするのは嬉しいね」
「もうすぐ風洞の中にあるマシンを見ることになる。シート合わせはすでにやったし、テストと2019年についてのエンジニアリングミーティングもスタッフたちとすでに行った」
ボッタスは、期待と楽観に満ちた様子でこう話した。
「すべてのものがとてもクールだ。極秘事項については触れないけれど、1年のこの時期はいつもエキサイティングだ。新しいマシンについてのことが色々出てくるからね」
「休暇は終わった。僕たちは全員新しいシーズンのために懸命に作業をしている。僕は2019年シーズンとその展開が楽しみだ。良い感触があるよ」